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トイレの怪!!

JH0EYA (2000.06.08)

 トイレで用を足していると便器の中から手が伸びてきて。。。。。違います!
 でも、最初はそれに近い恐怖を覚えました。(ホラーとスプラッタは大の苦手な私です)
 誰もいない夜、無線機を運用しようとモールス信号のキーを押すと、トイレの「お尻洗浄装置」から水の出る音が「ジャー!」 ???
 恐怖にたたずむ私(笑)。しかし私はここの家主です。勇気を振り絞ってトイレに見に行くと、「お尻洗浄装置」のコントローラにエラー表示が出ています。電源を切・入して元通りにし、シャックに戻って電波を出すと、またもやお尻洗浄装置から水の出る音が「ジャー」!  どうも無線機の電波が(念波でなく)影響しているみたいです。(怪談話でなくて心底ホっとした私)

 これが問題の「恐怖のトイレ」(笑)です。トイレの左側がコントローラーです。この電源を切ると問題は発生しません。当たり前ですが。。。。
 電波が混入するとすれば電源コードからか、はたまた本体内部へ直接かのどちらかです。分解は最後の手段とし、まずは電源に対策を行うことにしました。例によってトロイダルコアを使用します。
 ですが、現品のきれいな電源コードに傷を付けるのは忍びなく、とりあえず現品のコードの先にトロイダルコア付きのテーブルタップを付けることにしました。本体からずいぶん離れての対策なのでちょっと不安ですが、きれいなコードに傷を付けたくなかったのであります。
 最初に作成したのはトロイダルコア一個を使用して、それにケーブルをキャンセル巻きにしたテーブルタップを用意しました。これで7メガまでの影響はなくなったのですが、14メガ以上だと問題が発生します。
 最終的に問題が解決したのはトロイダルコアを2個使用したテーブルタップ(写真)です。見てくれは悪いですが悪霊退散には効き目十分です。(笑)
 便座の保温等でかなりの電流が流れることが予想されますので、発熱等の問題が気がかりですが、こまめに点検するしかないと思っております。

 得体の知れない電波障害でしかも進入経路も分からない状態であっても、とりあえずコモン対策してみると有益であるということが確かめられました。しかし、ヨソサマの家で同様の問題が発生した場合、「これを使ってください」と、左上の写真の装置を差し上げても見た目の悪さから気味悪がられるのは必至(^_^ゝ 。
 制作の腕を上げなければいけません。 え?市販品がある? いや、その、ですから貧乏人には高すぎて・・・・(^_^;)


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