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凡作の写真館(2021年)

JH0EYA (2021.12.09)

 2021年1月〜のトップページ掲載写真です


 2021年(2021/01)
 2021年になりました。何はともあれ、今年もよろしく御願いいたします。

 今年は大雪になりましたねぇ。と言っても自分の行動範囲でしか大雪を確認してませんので、山間部がどうなっているのかまで判りませんが。
 三が日のウチに車庫の雪下ろしを実施したのはここに引っ越してきてから初めてだと思います。ここのところ新潟県は、「コロナだから」じゃなくて「大雪なので」不要不急のお出かけを控えてくださいと言っております。なんだか「不要不急」という言葉が日常的に使われるのはイヤですねえ。そもそも何を持ってして「不要」だの「不急」だのというのか?

 さて、天気予報で「大荒れの天気になります」との発表。加えてJRから「新潟県内はお休みにするよ」との発表があり、これは凄い天気になるんだな、と、数日前から在宅勤務モードに入りました。こうなると、一歩も外に出ない生活になります。なので、週末くらいは外に出てみようという事でお出かけしたのがこの写真となります。
 写真とはいうものの、手抜きでドライブレコーダの画像です。(゚∀゚)アヒャ 

 もう数日、雪の心配が必要のようですが、その後は雨の予報もあります。
 やっぱり温暖化してんだなあ、などと思ったり。

 東京のお天気と新幹線(2021/02)
 今年の新潟は雪国らしいお天気でございました。そこそこ降ってくれましたねえ。毎日毎日、鉛色の空ばかり眺めていると気分まで暗くなって参ります。かといって雪の無い地方に移動するのは今年はCOVID-19が流行しておりますのであまり行きたくありません。が、仕事で「行け!」と言われるとそうも行かず行くことになってしまいます。

 で、一枚目の写真は毎度おなじみ2階建て新幹線のMAXとき号。詳しい方にはE4系と行った方がよろしいのでしょうか?
 オール2階建て新幹線電車“Max(Multi Amenity Express)”の二代目として開発され、東北新幹線で走り始めたのでありますが、今では上越新幹線で運行されています。この車両、行楽や旅行ならば眺めの良い2階席がオススメですが、ビジネスマン向けには比較的空いている1階席がオススメです。景色を眺めるわけには参りませんがゆっくりと惰眠をむさぼることが可能です。以前は上越新幹線の大半を占めるトンネルの中では携帯の電波は圏外になり便利なことこの上なかったのですが、最近は何故か携帯はつながりますしWi-Fiまで常時接続になりまして、サボリーマンには辛い環境となりました。
 このE4系も引退話が出ているようでして、聞くところによるとこの秋にお終いだとか? またぞろ葬式テツがホームに並ぶのでしょうねえ。困ったもんです。

 2枚目は新幹線車内から撮影した東京の空・・・のつもりだったのですが、なんだか建物がデデンと映ってしまいましたね、失礼しました。
 長岡を出るときにはモッサンモッサンと雪が降っていたのでありますが、関東に行くとご覧の通りの真っ青な空。なんだか嘘みたいですよね。毎日がこんな青空なんてうらやましいですねー。
 ところで、帰りの新幹線はスノーボード客満載の状態でございました。観光客が来るのは普段なら喜ばしいのですが、非常事態宣言が出ているこのご時世ですとねえ。複雑な気分でありました。

 子供の頃の夢(2021/03)
 皆さんは子供の頃欲しかったけど手に入れられなかったものって有りますでしょうか?私は無線機が正にそれでした。
 無線雑誌を読んでは、あれが良いなあ、これが良いなあ、と眺めていたものです。何せ自分で稼いでいるわけじゃ無いので購入資金がありませんし、親は親で「これが欲しいので買ってくれ」という子供の要求をはねつけるオーラをいつも出しておりました。
 そんなわけで「これが欲しいなあ」という欲求は満たされないまま社会人になってしまいました。欲しかったものは既に遠い過去の彼方・・・ではなく、ネットで中古品として流通しております。便利な時代になったものですねえ。

 一昨年は欲しかったものの一つであるTS-180をゲット。そして今回はその頃同時に出ていたTS-130をゲットすることが出来ました。本当はTS-120の方がデザイン的には好きなのですが、TS-130はCWフィルターのON-Offが出来るので、こっちの方が実用的であります。しかもWARCバンドにも対応しております。加えて丁度、10Wの移動用設備が欲しかったのでナイスタイミングでした。
 但し問題がありまして、2枚目の写真のように肝心のCWフィルタが実装されていない中古品でした。本気で運用するには是非ともこのフィルターが欲しいのですが、これを中古で購入するにしても本体の中古価格以上の費用が必要になります。本体購入費用よりも高い部品代。。。なんか悩みますよね。

 何か無いかと部品箱をゴソゴソとあさっておりましたなら、
こんな部品を見つけました。もしかしてこれって流用できるんじゃねーの?ってなわけで、その部品をこのように分解して、んでもってこのように取り付けたら見事フィルターが動作してくれました!(あ、ジャンパーピンの変更も必要ですが)
 ただしフィルタをONにすると微妙な周波数ズレが何故か有るようでして、IF-SHIFTを少し動かさないと違和感を感じますが、まあそれは誤差の範囲内です。

 最新の無線機も確かに良いですけど、このように「昔欲しかった」無線機をこんなふうに操作できるのもうれしいですねえ。当時のワクワク感がよみがえってきます。

 せっかく使えるようになりましたので、只今正規に申請中であります。雪が完全に溶ける頃には使えるようになるとおもいます。
 TS-180、TS-130と「子供の頃の夢」が実現いたしましたが、実は他に本命がありましてそれは何かというとTS-820であります。
 物理的な筐体は入手しているのですが、これがまた電源すら入らないという難物でして・・・。まあこちらはだいぶ時間がかかりそうです。  

 お花見(2021/04)
 今週末に花見をしよう!と言い出したときには「こんな4月の頭に栃尾で桜が咲くわけがない!桜の咲かない花見なんて馬鹿げている!!」とまで言われてしまったのですが、地球温暖化のおかげで(?)4月の3日だというのに秋葉公園に桜が綺麗に咲いておりました。信じれば通ずるものですねえ。うんうん。

 この季節なので花見客などはいないであろうとタカをくくっていたのですが、イザ出かけてみると日よけのあるベンチは既に埋まっており、一升瓶がどどーんと置いて有るでは無いですか。まあこの陽気だから皆さん出てきますよねー。でもまあ田舎ですので「密」というのは心配無用であります。
 仕方なく、秋葉公園の「御館様」の背中を見ながらベンチでお花見をいたしました。日当たり良すぎて暑いくらいの陽気でした。

 聞くところによれば、秋葉公園というのはその昔は一大イベント会場で、祭日には出店やらがたくさん出ていて大変な賑わいだった。と、お年寄りから聞いているのですが、今はといえば常設のお店は閉店し、石碑は手入れされていなくて「立ち入り禁止」の立て札。謙信公の石碑も周囲の鎖がボロボロに・・・
 当時の賑わいをとても想像できるものではありません。むしろ、「あ、栃尾、終わってるな。」という感じがひしひしと。

 イヤ別に、良い天気の日に桜の下で酒盛りをする。それが出来る健康体であればどんな環境だって・・・(^^;

 五月(2021/05)
 車で山に行けるようになると、無線機を積んで出かけたくなってうずうずして参ります。
 雨の予報が一転して晴れてくれたので、とうとうガマンできずに今年初めての山行きをして参りました。といっても、八方台にハンディ機を持って出かけただけなのでありますが。

 山の上には既に同じ趣味の方々がおいででしたが、無線運用をしていると言うよりもむしろおしゃべりしているという感じでした。同じ趣味の人が少なくなっておりますので、こういう所での交歓は楽しさもひとしおなのでありましょう。私も仲間入りさせてもらってしばらく無線談義しておりました。
 その後は1200MHzにQRV。「誰もいねーだろ、ソンナトコ!」と思うのでありますが不思議と皆さん聞いて下さっているようでして、小一時間で3局ほどと交信することが出来ました。1Wのハンディ機付属アンテナとはいえ、八方台からなら新潟市は楽勝のようですね。自宅だと守門反射で見附市のレピータも危ういってのに。。。

 それにしても人混みに出かければコロナが危険。こうして山に出かけてくればクマが危険。面倒くさい時代ですね。しかも、どちらもこれからいよいよ身近になりそうです。

 あ、写真はその八方台に出かける途中に守門岳を撮影しました。二枚貼り合わせてパノラマにでも・・・と思ったのですが、画像編集ソフトは未だにWindows標準のソフトしか有りませんので無謀なことはやめておきました。googleフォトにアップしておけば、そのうちgoogle先生が勝手に編集してくれるかもしれません。(湯沢駅前の写真を勝手に編集してくれたことがあります)

 コネクタのお掃除(2021/06)
 どこのおうちでも同軸ケーブル用のコネクタは常備されておられると思います。(゚∀゚)アヒャ
 で、この同軸コネクタは長期保存しておくと新品なのに黒ずんだり、銀色がくすんできたりします。低い周波数ではそれほど影響が無いのでしょうが、周波数が高いと電気的特性が悪くなったり、ハンダ付け工作がしにくくなったりします。

 そんなときは
  • 1)ひたすら磨く
    •   時間かかりそうですので、そんな根性ありません。
  • 2)サンポールで磨く
    •   効果は絶大のようですが、酸で磨いてますので何かと非常に生命が危険です。
  • 3)ピカールで磨く
    •   サンポールよりは安全ですが、これもひたすら磨く必要があります。
  • 4)楽器磨きのポリッシャーを使う
    •   わざわざそんなのを買う元気が・・・。
 と、いろいろ「のめしこき」を考えたのですが、そんなときに思い出したのが写真の方法です。やり方は簡単。

1:何でもいいので容器を用意します。鍋でもタッパーでも。
2:アルミホイルを容器の下に入れます。
3:飲める程度の濃さの塩水を作り、コネクタがすべて浸る量まで入れます。
4:汚れが落ちるまでひたすら待ちます。
5:綺麗になったら取り出して真水で洗い、よく乾かして下さい。

 黒ずんだだけの銀製品なら、1時間くらいすれば違ってくると思います。また熱で変形しない製品であれば、塩水を加熱していただくと効果的かと思います。
 別にコネクタだけでなく、銀製品であれば指輪とか装飾品でも食器でも綺麗になります。化学薬品を使わない方法ですので他の方法に比べると非常に安全だと思います。
 化学薬品を使わない方法ではありますが、この塩水とアルミ箔で洗う方法は立派な化学反応を応用しております。興味のある方は調べてみて下さい。
 なお、コネクタに限って言えば、未使用品は黒ずむだけですが使用済み品を再利用しようとした場合、ビニルテープのノリなどでベタベタしていたりブチルゴムのカスが付いていたりする場合が有ります。このような場合は上記の塩水だけでは綺麗になりません。こちらも方法はいろいろあるでしょうが、私はコネクタをお湯に入れて温め、そのあとでクレンザーと歯ブラシでゴシゴシとやってます。

 ご自宅に黒ずんだ銀色の製品があればぜひお試し下さい。

 近 況(2021/07)
 小学校一年生の時、国語の教科書に虹の話が出てました。虹が池の向こうに出たのでみんなで池の向こうまで行ってみると、虹はもっと向こうにあったので追い掛けて追い掛けて海まで来たけど虹は海の向こうにあったというお話しです。(ちなみにこの物語では上下の漢字二文字を習いました)
 NHKの教育番組や科学番組が好きで「虹がどのようにして出来るのか」お勉強していた私にとっては「なんちゅうアホくさい物語じゃ!」と思っていたのに、なんで半世紀以上経過しても記憶に残っているのか? それはきっと、虹を見るたびに記憶がリフレッシュされるからでしょうねー。
 この日は頭上では小雨模様だったのですが西の空はすでに日が出ていて夕焼け模様。こりゃあきっと虹が出るぞと思ったら綺麗に出てくれました。とはいえ、その虹を確認したのは車で走行中の見附市田井付近。駐車して撮影するのも面倒くさくてそのまま帰宅したのですが、自宅付近でもまだ見えたので撮影してみました。本当は綺麗に二重の虹だったのですが、美味く入りきらなくてこの状況です。で、これを見ながらまた国語の「あの」物語が脳内に繰り返されたわけであります。

 もう一枚はこれ、カカシなんでしょうかね?八方台に行く途中のプチ別荘地から眺めると見える風景です。並べられているオブジェはどれもちょっと前衛的で、若者が作成したものと思われますし、田んぼも植えてあるのは稲じゃなさそう。
 ってんでググってみたら、
新潟日報では記事になっていたようですね。
 将来のリンク切れのために要約を書いておくと、長岡造形大の学生が制作した30点ほどが展示されている模様。なるほど、前衛的なわけですなあ。まあ美術的な視点から見ることの出来ない私には良いモノかどうか判りませんが、きっと「良いモノ」なのでしょう。

 ところで、最近無線に出かけるときの装備が段々と肥大化し、ついには自分自身で「面倒くさい」と思えてしまうこともあるような状態になって参りました。すべてはあのタイヤベースから組み上げるポールがいけないのであります。せめてカメラの三脚だけで行けるようになればと思い、そこで行き着いたのがBiquad Antennaです。指向性アンテナですが、お手軽に運用できるのがいいですね。といってもこの日は2時間居たのに1局だけでしたけど。(笑)
 これから梅雨が本格的になりますのでしばらくは八方台も行けなくなるかもしれませんね。さて、今年はどの辺が崩れるのでしょうか?地滑り王国新潟県。何事も無く梅雨のシーズンが過ぎてほしいものであります。

 開局45年(2021/08)
 1976年(昭和51年)8月11日にアマチュア無線局”JH0(ゼロ)EYA”が免許されてから45年になりました。皆様、長い間お付き合いいただき有り難うございます。おかげさまで一度も局免許状を切らすこと無く続けて参りました。カレンダー上では8月11日はせっかく「祝日」になったというのに45周年の今年に限っては祝日じゃ無くなりました。非常に残念です。あまりに残念なので、今年は自ら祝日(休日)にしてしまいました。

 開局が1976年ですから当時は受験を控えた中学生でした。ですがそんなことはお構いなしに無線の世界へのめり込んでいきました。進学した先でもトンデモな先輩方のおかげで更に無線の世界に深入りし、卒業する頃には固定免許と移動免許の二つを持つようになっておりました。
 社会人になってからはさすがに活動度は下がりましたが、それでもどこかにお出かけする際は常にハンディ機を持ち歩くという生活をしておりました。
 21世紀になってからは移動運用に目覚めまして、あちこちに自動車で出かけるようになりました。が、それも相次ぐ天災や里山の荒廃などで場所選びに苦労いたしました。

 そんなこんなで50歳を過ぎた頃、突然自分の年齢におののいてしまい、「このままではだめだ!」と意味も無く業務用の無線従事者資格の受験に挑戦を始め、無線通信士と無線技術士以外はほぼクリア(正確に言うと、無線技術士と英会話科目のある資格以外w)。その後は老後の生活のためにと趣味の繋がりを細々ではありますが延ばしている最中でございます。

 と、格好良く言ってみたものの、交信局数は「延べ」ですらようやく今年1万局に達したばかり(実QSOはたぶん6千位のはず)、DXCCもまだ78エンティティですので交信実績はお恥ずかしい限りであります。もっと交信局数を伸ばしたいのでありますが、マイクに向かってしゃべるのがとてもとても苦手になってしまったので仕方ありません。
 これからもCWとデジタルモードだけでコツコツと積み重ねていこうと思っております。

 こうして同じ趣味を続けて来られた一番の理由は、恐らく家族の理解というか協力というか「放置」があったからだと思っております。どこに引っ越してもシャックを設置できましたし、アンテナを建てることも出来ました。新しい無線機を買っても子供が気付かない限り(本当に)バレませんでしたし、いやありがたいことであります。それにニョーボ子供も無線従事者になってくれました。本当に感謝しております。

 せっかくここまで参りましたので、是非50周年までは続けていきたいなと思っておりますが、果たしてどうなることやら。。。

 あ、そういえばこのアマチュア無線の沼に入り込んだのは自らじゃ無くて誘いかけた悪人がいるんですよ、ええ、ここの掲示板ではNOAHさんとか言ってるんですけどね。(笑)

 ギガヘルツコンテスト(2021/09)
 コンテストというのは文字通り、競技会。無線の競技会の場合は限られた時間内でどれだけ多くの局・どれだけ様々な地方の局と交信するかを競います。
 ギガヘルツコンテストというのはその中でも、1200MHz以上の周波数だけを用いたコンテストです。これくらいの周波数になるとアンテナは普通のTVアンテナよりコンパクトになり、持ち運びが便利になります。また、電波の性質も光に似てきますので見通し距離が良いほど有利です。このため「担ぎ上げ」と言いまして電源やら無線機やらアンテナを背中に背負い、2000m級の山頂から参加する人もおられます。私はそこまでの体力はございませんので自動車で比較的手軽に行ける場所、つまりは毎度の八方台にて参加いたしました。

 今年のコンテストは当日に雨降りの日か仕事が入っている日が多かったのですが、この日は幸いにも仕事も無く天気に恵まれました・・・が、直射日光がスゴイ!! なので日よけテント必須であります。もっとも、お日様が斜めに射してますのであまり意味が無かったですが、気休め程度にはなりました。

 さて、機材でありますが二枚目の写真。テーブルの真ん中にありますのは1200MHzの親機、その左にある銀色の小さいのが2400MHz用設備、そして左隅の三脚に載っているのが5600MHz用の無線機とアンテナです。四角い箱の上にあるラッパ状のがアンテナですね。この設備で今回はコンテストに挑みました。5600MHzの機材は、本当は三脚の真ん中にある垂直な棒をもっと上まで伸ばして運用するつもりだったのですが、この機材を載せて上昇させると自重で勝手に落ちてくるのであります。さすがは安値で買った中華三脚、それらしさを見せてくれました。てか、カメラ機材に疎い私が悪いのですけどね。
 2400MHzと5600MHzの機材はトランスバータと言いまして、運用するにはテーブルの真ん中にある1200MHz用の機材と接続して使用する必要があります。そうするとどんな運用になるかというと、パッと見ただけでは自分がどの周波数に出ているのか判らなくなります。なので
こんなシールを貼り付けて迷子にならないようにしておきます。また、周波数帯を移動するときにはN型コネクタを外して付け替えて・・・を行うのですが、このN型コネクタがまたそういう頻繁に付け替えられる仕様になっていない。

 それやこれやで頑張って、朝の6時からお昼までで1200MHzで40局ほど、2400MHzで6局程度交信いたしました。北は山形、西は金沢、南は飯山が最長距離でしょうか。西は・・・今回無かったような気がします。
 結果はどうであれ、久しぶりにアウトドアでの交信を満喫出来ました。いつもは7MHzとかでの移動運用が多いのでそれに比べると非常にノンビリ出来たので楽しめました。
 ただ残念だったのが、5600MHzでの交信実績が作れなかったことですねえ。こんな時でも無ければこんな周波数に出てくれる人なんか絶対に居ないと思うのであります。来年こそは頑張りましょうか。

 かやぶき屋根(2021/10)
 googleマップをじーっと見つめ、面白そうな場所があると出かけるというのが最近の家族ドライブになってます。「面白い」というのは人それぞれ違いますので万人が面白いかどうかは知りません。でも、我が家族には一応ストライクゾーンのようです。(表面上は!)

 今回行ってきましたのは柏崎市(高柳町)の荻ノ島かやぶき環状集落。名前からしてかやぶき屋根が並んでいる集落なんだろうなあ、と出かけて参りましたところ、写真の通りでございました。
 本当はソコソコの軒数があるのですが、色々事情があって歩き回るわけに行かず、車窓から可能な範囲で撮影したのでこんな感じです。

 我が家も9歳くらいまではかやぶき屋根でした。当然、他の家を知りませんので当時は当然と思って住んでおりましたが、きっと冬はさぞかし寒かったのでは無かろうかと思っております。
 かやぶき屋根はメンテナンスを怠るとすぐに雨漏りしてしまいます。葺き替えの為のススキも早くから大量に用意しておく必要がありますし、総葺き替えとなれば一日がかりで親戚一同総出演の重労働であります。また、冬の雪掘りは他の屋根と異なり、頂部から下部の順で下ろします。傾斜が急で屋根雪が急に滑り落ちる可能性もあるので非常に危険な作業でした。

 てなことをツラツラ考えながら見ておりますと、この屋根を維持するためにドンだけ苦労せにゃならんのだろうかと、地元の方の苦労を想像してしまいます。
 こののどかな日本の原風景を守る地元の皆さん、本当にご苦労様です。
 というわけで、少しはこの集落に貢献しようとお店や自販機を探したのですが見当たらず、申し訳ないとは思いながらそのままハンドルを帰途に向けたのでありました。

 ちなみにこの日のお昼は、小国の
ふじ井でありました。ここはお蕎麦がメインですが、実はラーメンとかも美味しいです。きっと、蕎麦をたぐりながらお酒を飲むと美味しそうな店なんですが、「遠い!」と言われて誰も運転手になってくれません。うーん、残念。
 そういえばそろそろ新そばの季節でしょうかね?新そばファンの方があちこち移動されるのでしょうねー。

(実はこの日のメインは”鯖石川ダム”だったのですが、ちょっと(というかあまりに)ガッカリなダムでした(笑))

 鳥屋ガ峰展望台(2021/11)
 この土曜日は晩秋の良い天気になるとのことだったので、今年最後の移動運用を目論んでおりました。で、いつもの所に行こうと車を走らせておりましたが、ふと思い立ち、 鳥屋ガ峰(トヤガミネ)に行き先を変えて行って参りました。鳥屋ガ峰展望台は魚沼市の須原スキー場近くにあり、標高681m。ここまで自動車で来ることができます。道路の状態は、現在の八方台よりも整備されていると言っても良いと思います。アマチュア無線では割と有名なポイントでして、一枚目の写真を見せただけで「ああ、鳥屋ガ峰ですね?」という会話になります。したがって山の上で同業者にお目にかかる確率が高いのですが、今回はライダーが何台か来られただけでした。

 今年の紅葉はイマイチと思っていたのですが、快晴の空の下だとそんな紅葉でも映えますね。気温もそんなに寒くないので防寒は気にせずに設営開始です。とはいえいつもの設備です。発電機にテーブル、タイヤベースにポールを立ててDPアンテナとV/UHF用のモービルホイップを乗せたら作業終了(といってもノンビリやるので小一時間はかかりますが)

 この日の予定は7MHzのCWでパイルアップを浴びることでした。電信でCQを出して交信し始め、10分ぐらいすると数局から同時に呼ばれるようになります。20分位したらネットで情報が広まったらしく、「うわーーーーーん」というなんともいえないパイルアップに! もうたまりませんわ!!
 これが1時間半程度続きまして80局くらいと交信、至福のひとときを過ごすことができました。

 そのあとは144MHzと430MHzのFMでCQ出してみましたが、これがまたよく飛ぶ。石川県の珠洲市とも交信できたりしちゃいました。長岡市のお馴染みの方からは「なんでそこに行ったのに1200MHz用意しなかったの?」すいません。メインは7MHzでしたので・・・

 それやこれやでとっても楽しかったのですが、お昼は相変わらず在庫消費のため、ホリカフーズの「レスキューフーズ」。しかも賞味期限が2017年10月というトンデモな奴!!
 でも、ちゃんと食べられましたし、美味しかったですよ? まあこれで消費期限切れの非常食は無くなりましたので、次回からはまともな食事ができそうです。
 実は今回、このほかに袋に入った「おでん」も用意していったのであります。鍋も箸も完璧に用意!! でもなぜか電熱器がない。あれぇ、クルマに常備しておいたのに、ドコイッタ? 何故か必ず何かを忘れてくる移動運用風景でした。

 あ、ところで二枚目の写真、ガードレールのお化けみたいなのが山の尾根沿いに延々とまるで万里の長城のように続いているのですが、これなんだかおわかりでしょうか?
 これ、冬に「雪庇」ができないように設置されているんですね。つまり雪崩防止策の一種とでもいえましょうか。いつ構築したのか調べていませんが、山の上にこれ作るのは大変な作業だったんだろうなと拝察いたします。(魚沼ってこの手の構築物がスゴイですよね)

 さて、これで今年の移動運用は最後ですねー。発電機のガソリンを抜いて冬ごもりの支度となります。

 新潟みなとトンネル(2021/12)
 信濃川の河口付近にある川底を横断する新潟みなとトンネルは、延長1,423m。車道は往復分離4車線で、車道の両側には自転車歩行者道(自歩道)が設けられています。トンネルの両側には換気塔(立坑・たてこう)が設置されていて、万一火災事故が発生した場合や排気ガス等が滞留した場合には、巨大なファンを回して煙や排気ガスを強制的に排出します。左右両岸の換気塔(立坑)は、どちらも高さ40.2mで、右岸側が山の下みなとタワー、左岸側が入船みなとタワーと呼ばれています。 タワーの最上階は誰でも自由に入れる展望室になっていて、新潟港や日本海が一望できます。で、天気の悪い日は屋内施設で遊ぶのに限る。というわけで、この施設に出かけて参りました。

 まずは「山の下みなとタワー」。駐車場から降りると4階まで続く階段がお迎えしてくれます。「じゃあ、チョイと登ってみるか」ということで一気に登ってみますと案の定、息が切れます。普段の運動不足のせいですね。
 そこからエレベータで最上階の展望台へ。あいにくの雨模様でしたので遠くは見えませんでしたが眺望は良さそうです。当然のように無線機は持参したのですが、思いのほか人出が多く、運用は自粛せざる追えませんでした。残念。

 さて、いよいよ本日メインイベントの「地下通路散歩」です。タワーとタワーの間は850m。川底を通るトンネル。私の脳内はダム堤体の監査廊みたいなイメージだったのですが、意外や意外。普通の地下通路で、しかもウォーキングやジョギングをする人がたくさんたくさんおりましてビックリ!!
 そういや冬の新潟で安全にウォーキングできる所なんて限られますからねえ。考えてみれば納得です。(それにしても一杯居るな)

 というわけで、一枚目の写真は通路横に貼られていた中央部での看板。二枚目はその歩道の様子です。水面下20mって以外と浅いですよね?大型船や潜水艦は難しいでしょうね。

 こうして無事、「入船みなとタワー」に到着してご褒美のお昼を食べます。
 タワーすぐ横に「入船うどん 入船家」という讃岐うどんのお店があることを調べていきましたのでそこでお昼となりました。いやー、前知識無しに入店したら面食らったでしょうねぇ。いろいろと変わったうどん屋さんですが、美味しいのは確かでした。また行きたいなと思わせるうどん屋さんでありました。

 「入船みなとタワー」にも登ったのですが、こちらは海側の眺望が良いだけで陸側はイマイチ。無線するなら「山の下みなとタワー」が良さそうです。
 さて、そのタワーからの眺望ですが、
「山の下みなとタワー」と、「入船みなとタワー」。なんだか鉛色の空の下、ドンヨリした寒さを感じますよねー。高いところで景色を眺めるのは、晴れた日が良いようです。

 見学を終えて、帰りは新潟市の中心部をクルマで通過したのでありますが、あれはカーナビがあっても迷いそうですねー。やはりよほどのことが無い限り、旧新潟市内には入りたくないです。(汗

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