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凡作の写真館(2022年)

JH0EYA (2022.12.12)

 2022年1月〜のトップページ掲載写真です


 複式電鍵(2022/01)
 最近、「複式電鍵」が気に入ってしまいまして、専らこれで遊んでます。横振電鍵には違いないのですが、いわゆるエレクトロニックキーヤーとは違って短点・長点を自分で送出する必要があります。まあ、縦振電鍵が横になったと考えていただいてもいいでしょう。


 上の写真に乗っているのはシングルレバーという奴でして、左右に動かす板が一枚のものです。このほかにも
ダブルレバーといわれるものもあります。判りづらいかもしれませんが真ん中の黒い板が一枚では無く二枚になってます。
 このほかにも、通常のエレクトロニックキーヤーとして使われているパドルであっても、結線さえ変更すれば複式電鍵として使用可能ですし、上記で紹介した複式電鍵も結線方法を変えればパドルとして使用することが可能です。(無線機側の設定変更が必要な場合が有ります)

 「電信を始めるならばまずは縦振電鍵から」などとおっしゃる方もおりますが、最近のアマチュア無線機にはエレクトロニックキーヤー(短点と長点を自動的に送信する機能)が組み込まれているのが殆どですので、パドル(自動電鍵用の2つの接点を持つ電鍵)を購入されてそこから入っていくのも有りだと私は考えます。興味が湧いたら縦振電鍵や横振電鍵、あるいは半自動電鍵(バグキー)などに挑戦されるのもよろしいでしょう。

 昔はアマチュアの資格でも試験に「通信術」という科目が有り、資格に応じた速度での電信を実際に送受信する実技試験がありました。従ってある程度の通信に関するレベルは確保されていたような気がします。最近は実技試験という参入障壁が無くなったせいでしょうか、なんとなく昔より「納豆符号」や「舌足らず」が多くなった気がします。
 納豆符号とは、長点・短点で構成されるモールス信号の「長点」がやたら長い符号です。
 舌足らずは、長点・短点の区別が付かないような符号の事を言います。
 どちらも耳で聞いて符号に直すには非常につらい符号です。これらは縦振電鍵や半自動電鍵(バグキー)を使用している人に多く見受けられます。こういったことからも、初心者はパドルから入門するのがよろしいのでは無いかと思います。
 最後に余談ですが、私がパドルを練習し始めたとき「左手で打てるようになれば右手はペンを握ったままだから便利じゃ無かろうか?」などと考えて、右手用のパドルを左手で打つ練習をして今に至ります。でも左手で覚えたからといって「よかった」という記憶は無いですね。強いて言えば、机上に電鍵を並べたとき、右手側には縦振電鍵と横振電鍵、左手側にはパドル、と分散できることでしょうか?(それも意味ないか)

 QSLカード(2022/02)
 アマチュア無線は交信した証明として交信証明書(いわゆるQSLカード)を発行して交換します。これは別に型式など決まったものは有りません。ですから手書きのカード(今ではむしろその方が貴重?)でも良いのですが、沢山の局と交信するようになると手間になりますので、印刷したカードを発行するようになります。
 それでも交信した時刻などは手書きで記載するのですが、それすら手間に感じるようになると、交信記録をパソコンで管理するようにして、そのデータを元にQSLカードをパソコンで出力するようにしている人も居ます。かくいう私も1976年のデータからパソコンに入れて管理しております。
 で、作成したカードはハガキとして送付しても良いのですがそれではお金がかかりすぎます(そして最近はご時世でして、相手の住所が判らない)ので、「日本アマチュア無線連盟」という所にまとめて送ると、それぞれの所へ振り分けてくれます。最近はこのシステムがどうやらパンク気味でして、交信してからカードが来るまでに一年くらいかかっております。

 さて、海外の局と交信した場合はどうするかと言いますと、上記と同じ方法でも構いませんがそれだと返信率が多分だいぶ低いと思います。
 なぜなら、日本よりも海外は紙のQSLカードではなく、電子QSLが非常に発達しているためです。詳しくは申し上げませんが興味のある方はLogbook of The World(LoTW)やeQSLで検索されてみてください。世界的にはそちらの方が主流です。他にもOQRSなど、いろいろな受け口を自分で用意しなければなりません。
 また、交信した相手局がどの方法でQSLカード交換を行っているのか、直接送付する場合はどこに送ればいいのか?などは、QRZ.COMというサイトを見て参考にするなど、ネット情報も必要な世の中です。

 1枚目の写真は「南極昭和基地」のアマチュア無線局からのQSLカードです。南極昭和基地にアマチュア無線局があることは中学生の開局した頃から知ってましたが、それから45年もかかって2020年にようやく交信できました。映画「復活の日」が流行していた頃、映像に出てくる8J1RLを、未だに交信できていないという忸怩たる思いで見つめていたのは私です。それがようやく思い叶ったのでありますから喜びもひとしおだったのですが、この紙QSLカードが届くまで2年かかりました。イヤ困ったもんです。

 このQSLカードですが、いろんな国のカードを集めていくといろんなご褒美がもらえます。その一つが二枚目の写真にあるDX Century Club(DXCC)会員証(アワード)です。
 これは米国のアマチュア無線団体が発行しており、世界中の100以上の地域(多くの場合は「国」)と交信すると申請することによって授与されます。申請に当たっては双方向通信に成功したことのQSLカードまたはLoTWによる証明を、米国のアマチュア無線団体に提出して確認を受ける必要があります。
 アマチュア無線の世界では、この賞状の所有者がDXer(遠距離無線通信愛好家)であることの証しとして広く認められています。が、この設備じゃあこれ以上の発展は見込めませんねぇ。

 今後はDXCC100の次である150を目指すのでありますが、この設備では当分無理かと思われます。それより近いのはWAS(Worked All States)でしょうかねぇ(アメリカ合衆国の全50州のアマチュア局と交信してQSLカードを得る)。今現在40/50。

 春の風物詩(2022/03)
 3月3日は「ひな祭り」だとか「桃の節句」とか言われてもピンとこないのは、きっとこの辺がまだ雪に覆われているからでしょう。花どころか地面も見えませんからね。

 そんな中、「もうこれ以上積もることも有るまい」と判断したのか、道ばたの雪の塊を排雪する作業が行われておりました。冬の間、除雪車やロータリー車で積み上げられた雪を排雪して、ダンプカーでどこかの雪捨て場に持って行くようです。まあこれも「ああ、もうすぐ春なんだなぁ」という風物詩になりますかね?

 記憶では、このような作業って「栃尾市」の頃は見た記憶がありません。長岡市になってからの記憶しかないのですが、どうでしょう?
 昔は溶けるまで放置していたような記憶があるのですが・・・

 道ばたの雪をショベルカーで移動させて道路に置き、それをロータリー車でかき寄せてダンプカーに乗せ、排雪場まで持って行く。
 結構な作業量であると共に結構なお金が出ていくのだろうなあと思います。雪さえ降らなければこんな事にお金をかけずにもっと違うところに・・・などと思ったりしますが、まあ雪が降ったからコソの公共事業であって、そのおかげで地元企業にお金が落ちるとも考えられますので、世の中難しいなあと思ったりいたします。

 まあそんなわけで、雪だらけの景色ですがそれなりに春の訪れを感じると言えば感じます。アマチュア無線の方はと言えば、今まで鳴かず飛ばずだった50MHz帯が、3月になってからは連日のようにオーストラリア方面が開けています。お空の方は一足早く春が来ているようです。

 おうちでずっと仕事していると外の変化を全く感じなくなり、たまに窓から見えるこういう事に気付くだけの生活になります。

 桜が咲きました(2022/04)
 ここ数日、五月の後半のような陽気になりまして、それに釣られてか桜が一気に咲きました。
 とはいえ、週末の見頃だったのは長岡駅付近の福島江の桜。栃尾のは数日遅れなので今回の土日には間に合いませんでした。来週の週末まで咲いているかどうか気がかりです。

 毎年、花見をしたいなあと思うのですが「桜が咲いて」「天気が良くて」「休日」の三条件が整うのは難しいですねえ。あと4〜5年生きていれば二条件で済みそうですが。
 桜はまだ新緑すら芽吹いていないところにピンクの花が咲き誇るところが良いですよねえ。これが葉っぱと同時とかだったら私は興ざめであります。

 さて、二枚目の写真はこちらもまた春を満喫している我が家のニャンコ(♀)です。年齢不明ですが、10歳はとうに超えているはずなのでもう相当なおばあちゃんのハズ。極端な人見知りでして、我が家の母親にしかなついておりません。これ以上近づくと逃げ出してしまいます。
 ナノでベランダにも滅多に来ないのですが、春の陽気に誘われてひなたぼっこをしに・・・・来たのは良いのですが、直射日光を浴びると暑いらしく、日陰の反射光で日光浴してます。

 さて、最後は
この写真。今年の2月頃に4枚ほど似たような写真をスマホで撮影してGoogle Photoに入れておいたのですが、それをGoogleさんが勝手に合成してパノラマ写真を作ってくれました。非常に良く出来ていると思いますが、アンテナや電線が切れているところはご愛敬でしょう。
 個人の写真を勝手にいじられて不愉快になる人も居るかもしれませんが、私はGoogleならまあいっか、という感じです。

 あと、お問い合わせをいただいております「焼肉」ですが、本年以降開催予定はございません。長きにわたりご参加いただき、有り難うございました。

 無線機持ってお出かけ(2022/05)
 今年のゴールデンウィークは寒いですね。でも寒くても天気が良いとお出かけしたくなります。とはいえ、観光地に出かけるとなると高いガソリンを使うし、混んでるしコロナがまだ怖いし。それに我が家は連休にだらけているのは私だけでして、あとは仕事やら庭仕事が忙しいようです。

 よし、ならば一人で出かけよう! ということで、天気が良いと無線機持って出かけてます。まあ、毎年のいつものことですが(苦笑)。
 無線設備を広げて天気の良い屋外でボーッと景色を眺めているのもなかなか良いものであります。虫が飛んでくるのには少し閉口いたしますが。

 さて、一枚目の写真は4月30日に見附市に行ったときのです。詳しく言うと、池之島と上北谷の間にある刈谷田川堤防の道路(池之島橋)。ここは堤防がここで切れているのでクルマを駐めていても交通障害にはなりません。見附市は駐車して(発電機を廻しながら)運用出来る場所が非常に少ないので、やっと見つけた場所です。
 アンテナから判るように、ここでは短波(7MHz帯)で運用しました。障害物の無い場所なので良いと思ったのですが、あいにくと関東方面に飛ばない日でしたのであまり局数は増えませんでした。それにTシャツ一枚で出かけたら寒くて寒くて・・・。最後には音を上げて正味二時間ほどの運用で終わりました。

 二枚目の写真は今度は5月2日、場所は長岡市八方台。まだ日当たりの悪いところには残雪が残っております。ここは歳を経る毎に道路状態が悪くなっていきますね。もう道路の幅半分は樹木に覆われて利用できない状態です。昔はここに路線バスが走っていたなんて想像もつかない道路になってしまいました。
 この日はバッテリー運用で144〜5600MHzの運用にトライ。ですが写真左側のアンテナは調整が不味く、利用できるのは右端の1200と中央の2400MHz用アンテナだけとなりました。しかも考えてみれば5月2日は「私は休日だけどお役所や学校は平日」なんですよねー。当然、無線している人も少なくて右側のアンテナで2局、真ん中のアンテナで1局という成果でした。写真には写ってませんが5600MHz用にはパラボラ持って行ったのに成果はZero。まあ仮にこれが休日であってもこの周波数帯では同じような結果だったかもしれません。設備が無事に動くことを確認できたのでヨシとしましょう。

 そんなわけで今年も、天気が良ければ屋外で無線して、天気が悪ければおうちで無線する日々が続きます。

【御報告】
 杜々の森公園のキャンプ場は2021年から閉鎖されており、キャンプやバーベキューは現在「禁止」されております。
 もし今回「焼肉」を開催していたら「即刻中止して、(・∀・)カエレ!!」と言われてしまうところでした。危ない危ない。
 将来、デイキャンプ場を作る予定とのことですがいつになるのやら???

 ギガヘルツコンテストに参加(2022/09)
 ここ数年、ほぼ毎年参加している「ギガヘルツコンテスト」に八方台から参加してきました。
 このコンテストは名前が示すとおり、1.2GHz以上の周波数が対象になります。それで今年も1.2、2.4、5.6GHzの道具を携えてやって参りました。
 今までと異なるのは、ここに「泊まりがけ」で来たことです。コンテストで外泊なんて何十年ぶりでしょうねえ。でもそれには訳が有るのでありました。

 今までは日曜の朝に設営して昼には帰るという状態だったのですが、天気予報を見ると今年の予想は土曜日の夜から日曜の昼まで「雨降り」の予報でした。コレなら雨の降らない土曜の午後に設営して、雨の止んだ日曜の午後に撤収すれば良いや、と思いまして、土曜の午後から泊まりがけを計画しました。就寝は車中泊を想定しておりました。

 一枚目の写真は設営が終わった直後の写真。風は西から吹くだろうと予想して、風上に車を置きました。そして、風が強くてもテントを飛ばされないようにと、テントの地上高は必要最低限に。まあそこまでは考えていたわけです。

 土曜の21時、コンテストが始まった頃から雨が本気出してきましたが、そこは想定内でしたので雨天決行。想定外だったのが寒さです。
 Tシャツ一枚では寒くて座っていられません。何か無いかと探したら、クルマの中に膝がけ用の毛布があったのでそれを羽織って運用してました。非常用に揃えておくとたまには役に立つモノですねえ。
 翌日、明るくなってからは更に雨が酷くなり風も強くなります。西風だと予想していたのに日曜の8時頃からは北風に変わりました。防風設備がなにもない方向なので、雨が直接無線機に吹き付けます。これじゃいかんということで何か探したら、何やら銀色のシートが出てきました。写真の二枚目はそのシートをかけた状態です。よく見るとシートもテーブルもハンディ機もメガネもずぶ濡れなのが判ります。
 コレでもなんとか頑張ってコンテスト参加していたのですが、11時頃、いきなり東から突風が吹いてきて、テントはおろかこのテーブルまでひっくり返されました!!

 幸いにも無線機類は無事でしたが、心の方が折れてしまいまして12時までのコンテストを早めに切り上げてリタイア。
 予定では雨上がりにかたづける予定だったのですが、そんな心の余裕も無く引き上げの支度をはじめてしまいました。

 天気が悪いのは判っていたので、雨に対する対策はしたのでありますが、風と寒さは想定外でした。最近はキャンプにも行っていないので自然を舐めきっていたのかもしれません。次回からは天気が悪いと判ったら、キャンプ用のテントにしようかしら?
 で、今回の教訓です。「風の強いとき、電熱器でお湯を沸かすとすっごい時間がかかる」
 カップ麺一杯ちょうどのお湯が沸騰するまで、600Wの電熱器で一時間以上かかりました。900Wの発電機では無線をやりながらだと、コレが限界。。。

 祝・只見線開通(2022/09)
 4年振りくらいに只見町のドライブを楽しんで参りました。すると、あちこちに「只見線」の昇り旗が飾られておりました。どうやら、10月1日に全線開通するようです。おめでとうございます。

 おもえばあれは2011年の7月でしたでしょうか?たいへんな大雨で道路も線路もズタズタになってしまいました。橋や道路はいち早く復旧したモノの、線路はずっと放置されておりました。このまま朽ちるかと思ったものの、なんとか復旧にこぎ着けたようですね。
 とはいうものの、今後の運営は大変かと思います。週末こそソコソコの混雑ぶりとはいえ、平日は閑散なご様子ですからね。しかも冬の除雪とかを考えると頭の痛いことでありましょう。
 それほど目立った応援はできませんが、今まで過去に2回ほど「一筆書き」で利用させていただきました。全線開通したら、また一筆書きをさせていただきたいなあ、と思っております。

 ところで写真の一枚目は、2012年の8月に撮影したもの。二枚目は先日出かけたときに撮影した、同じ場所です。記憶では同じ場所から撮影したはずだったのですが、全くの正反対から撮影した写真になってしまいました。記憶というのはあやふやですね。
 2012年に撮影したポイントは当時国道だったのですが、今は立派なトンネルが出来ちゃって国道では無くなってしまいました。生活道路としては便利になったのでしょうけど、観光客としてはちょっと寂しい。

 村上で遊ぶ(2022/10)
 ちょいと新発田と村上で遊んで参りました。新発田の方は菊水酒造の見学と白壁兵舎の見学。村上の方は「村上牛を食べる」という高い目標を掲げていって参りました。

 菊水酒造の方は専用の見学コースがあって、最後にはお土産屋さんに行き着くという見学コースに良くあるパターン。これで何も買わないわけには行かないのでちょっとばかりお買い物をいたしました。
 白壁兵舎の方は相変わらずでしたが、お庭にOH-6Dが「ぽん」と置かれていました。説明を読むと「希望者は搭乗可能!」と書いてあります。退役した機体とは言え中に入れるとは欣喜雀躍。喜んで中に入って写真を撮っていただきました。

 写真は村上市の町並みです。なんか広々しているなと思ったら、電線を地中化したのですね。町並みがスッキリして見えます。そして建物を昔ながら風にしているのがまたよろしいですね。とはいえ、そんな雰囲気に釣られてお店を一軒ずつ覗こうモノなら、うちのニョーボは一軒ずつお土産を買いそうな雰囲気でしたので、頑張ってただひたすら歩きました。それでもお茶だのお魚だのとお土産が・・・。後は笹川流れとか三面ダムとかでしょうかね?
 肝心の村上牛も満喫したのでありますが・・・、残念なことにこの歳になると「出された料理が食べきれない」という事に気がつきました。出された料理を残すのは慚愧に堪えませんでしたが体が受け付けないので仕方有りません。メインを取りあえず食べて、その他は食べられるだけにいたしました。
 今度、美味しいモノに挑戦するときは、その前に節制しておこうと思います。
 (道の駅があるたびに立ち寄っていたのも敗因かも知れない・・・)

 ガチャガチャ(カプセルトイ)(2022/11)
 世俗に疎いので名前をよく知らないのですが、なんていうのでしょう?ガシャポン?ガチャガチャ?カプセルトイ?
 まあ、そんな世界に何とモールス電鍵が登場しました。電鍵ガチャ(モールス電鍵 ミニチュアコレクション)というらしいです。全部で4種類。型式は全て縦振電鍵で色違いのモデルになってます。こんなもんを買うために探し回るのはイヤだったので、早々と発売前に通販で「大人買い」をしてしまいました。

 購入すると単体で動作します。というか、電鍵を操作すると音が出ます。とても正弦波とは言えないですが、まあモニタ音としては使えます。あと、電鍵の台座が軽いせいでしょうか、本ものと同じ調子で打鍵すると本体が吹っ飛んでいきます。
 8秒以上電鍵を押し続けると音が止まります。送信事故を防ぐための新設設計。(笑)
 それにしても電鍵としては座りが悪いしがたつきますが「弘法、筆を選ばず」とも申しますので文句を言うのはやめましょう。
 (とは言うモノの操作部の沈み込み防止に接着剤を塗りましたが)

 それでは早速分解(二枚目の写真)。台座の裏蓋を開けるとこんな感じです。どうやらタクトスイッチでICの電源をオン・オフしているみたいですね。ICの型番は不明です。これに圧電ブザーが繋がっているのかと思ったのですが、どうもブザーではなくて圧電サウンダの模様。
 電池は「交換不能」とのことでしたが、AG10(LR1130相当)が3個入ってます。

 さて、せっかく大人買い(4種類)したミニチュア電鍵ですので、一個くらいは「ほんものの電鍵」にしてみたいです。
 この電鍵にジャックを取り付け、プラグが差し込まれたら内部の電源オフ、プラグが抜かれたら内部の電源オン。ということにすれば現状の機能を維持したまま本ものの電鍵に出来ます。
 ところが手元にあった3.5mmのステレオジャックもモノラルジャックも結構大きめで、ジャックを取り付けると圧電サウンダが収まりません。
 「いいや、圧電サウンダを撤去しよう!」ということで、
本ものの電鍵のできあがりであります。ちゃんとホラ、このように打鍵で送信が出来ました。とはいえ常用するのは難しそうです。

 単体で音が出せる電鍵ですから、これを持ち歩いて電信だけで会話することも出来そうですね。時節柄、未だに「静かなる宴会」を求められているようですので、酒飲みの席でこのミニチュア電鍵を使用して会話しながらお酒を飲めば、静かなる宴会でも盛り上がることでしょう。
 願わくばこのオモチャで電信が流行してくれますように!(-∧-;) ナムー

 栃尾車庫前(2022/12)
 栃尾車庫前です。栃尾のバスターミナル。ご存知、昔は越後交通栃尾線の栃尾駅があったところです。廃止されたのは1973年ですから、私がまだ小学生の時ですね。

 電車に乗った記憶はありますが、駅舎がどんな構造だったかまでは覚えていません。ただ、田中角栄と書かれた巨大な赤い提灯が待合室に飾られていたのを覚えています。アレは一体何だったのでしょうね?
 ここをもっともよく利用したのは15歳〜20歳の時でしょう。長岡市に単身で住んでましたので、実家への行き来に乗り換えの為によく利用しました。当時は待合室にそこそこ人が居て、売店なんかもありましたっけ。
 長岡からここまでは1時間に一本以上のバスが走っていたのですが、ここから自宅まではバスが日に2本(!)。およそ8kmほどあるのですがそこはよく歩いて移動してました。昔は健脚だったんですねえ。

 それから40年以上たちましたが、栃尾車庫前はますます閑散としてしまった気がします。まあ私もバスを利用したのは今年一回しかありません。皆が皆、そんな利用頻度だとこうなりますよねえ。

 二枚目の写真は道の反対側です。その昔はこちらがバス乗り場だった気がします。あと、車両の整備とかもやっていたような記憶が。
 変わらないのはタクシー会社ですね。ええ、良くも悪くも本当に変わりません。まあ車両は更新し続けているようなので大丈夫なのかも? 無線もギリギリまでアナログでしたが、さすがに最近は聞こえなくなったのでデジタルになったようです。

 そういえばそのバスに最近乗車しました。さすがに木の床じゃ無かったですし、料金表がボール紙の「パタパタ」じゃなかったですね。液晶画面に進化してました。あ、料金箱は相変わらずでしたけど。

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