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2011年10月16日 長岡市防災フェアにて長岡市消防本部庁舎見学

JH0EYA(2011.10.16)
 消防署のアンテナタワー結構アンテナが立ってます。
長岡消防署の周波数は沢山あって、聞く側としてはとても困っています。寺泊から山古志や栃尾までカバーするので仕方ないのでありますが。そんなわけで、長岡市消防本部庁舎屋上のアンテナもこの通り沢山あるのであります。

 自由見学ホントに?
それなりの施設だから、時間を決めて誰かが案内してくれるのかと思ったのですが、ナント自由見学! いいのかな? なんだかがっかりな設備だったらどうしよう? などと不安が横切ります。

 指令室おお!
ATOK変換で「司令室」と出ましたが、この場合は「指令室」。他にも指令事務室とか「作戦指令室」なんてのもあります。ドキドキ。

 指令室ほほお 
これが長岡市消防本部(長岡消防署)の指令室であります。うーん、想像以上でも想像以下でもなかったですね(笑)。ここで24時間、愚直なまでに119番を受付け、消防や救急出動を指令致します。写真には写っていませんがこの人達の後ろには、エライ人(?)が座っていらっしゃいました。

 見えないですね書きます 
市民からの119番通報や消防・救急活動にかかわる様々な情報が集約され、各消防署や出張所に的確な指令を伝える役割を担う消防司令センター。そこには、「一刻も早く確実に現場へ」「一人でも多くの市民に安全を」との思いをサポートする、最新のシステムや装置が存在します。




 1:予告指令
119番の内容を聴取しながら、出動予告を行い、出動時間を短縮します。

2:災害種別の決定
通報内容から火災や救急などの災害種別を決定します。

3:災害発生地点の決定
通報された住所や付近の目標物の情報から災害地点を特定します。(携帯の場合はGPS機能により自動取得可能)

4:出動隊の編成
出向中の車両を含め、災害種別・規模に応じた最適な出動隊を自動で編成します。

5:出動指令
音声合成装置によって消防署内に出動指令を行うと共に、詳細な指令情報を指令書にて伝達します。また、車両端末にも災害地点の地図や指令内容が表示されます。

6:出動
出動隊は車両端末からの情報を素に、最短時間で到着可能なルートを確認、災害現場へ急行します。

7:現場活動
現場活動に必要な各種支援情報を司令センターから車両端末に送信、現場活動のサポートを行います

8:活動報告
通報受付の際から記録していた一連の災害・活動情報をもとに活動報告書を作成します。報告データは、警護対策や各種統計などに使用されます。

 多目的情報表示板ほほー 
正面のパネルは92インチディスプレイを3台並べたもので、高さ2m、横は6mなんだとか。

 これが多目的情報掲示板ディスプレイ3台?? 
ではその多目的情報掲示板とやらを次の写真から詳しく見ていきましょう。 右側から順番に行きますかね。

 なるほど出動位置 
どの車両が何処に出動しているか一目瞭然ですね。どうやら消防車両にもGPSが搭載されているようです。にしても地図が詳細の割には車両のアイコンが大きすぎ!

 車両の状況栃尾消防署 
各消防署の車両の状況が判るようになってます。栃尾は現在出場していない模様。

 車両の状況(2)ふむ 
関原救急2は業務不能、新町救急は現地到着。

 119番着信情報0件 
この写真を撮影したときには119番の着信がなかったのですが、結構携帯からの着信がありました。ところでPHSの場合はどこが光るのでしょうか???

 災害状況2件 
実は撮影中も消防と救急無線を聞いておりました。動きが良くわかって大変勉強になりました。

 気象状況曇り 
病院名は恐らく、その時点での救急当番病院の名前かと妄想。

 災害件数多いなあ 
無言電話の場合は火事か救急か判らないため、両方が出動します。なので大迷惑です。決してイタズラ電話をしてはいけません。

 震度計左端にありました 
庁舎は免震構造とのことでしたので、震度計と体感震度のギャップは結構あるのではないかと思います。職員の方々にはゆめゆめ体感震度を信用していただいては困ります。

 指令室全景さてと 
写真の左下手前に並ぶ電話機の列。これが気になったのですが「自由見学」ですので説明してくれる人も居ません。恐らく官営の衛星電話網か何かであろうと妄想してました。で、さらにカメラを左に向けますと・・・・

 Σ( ̄▽ ̄;)なんと 
まあなんと言うことでしょう。指令室の皆さんが使用している椅子はあの「レカロシート」でございました。ちょっとググってみたところ、「結構な」お値段でございます。うらやましい。。。。

 操作卓一人分 
これが操作卓です。キーボードは机の下の引き出しに収納されています。無線はヘッドセットを用いておりました。

 無線機やっと登場 
これがいつも聞かせていただいている、無線機の操作パネルです。左下のがプレストークボタン。あとはチャンネル切り替えやらいろいろ。モトネタの写真だとボタンの内容までクリアなんですが・・・。ま、とにかく無線機関連はこれだけですね。

 緊急割り込み?なぞ 
カメラを窓側に向けたら謎な表示とブラックボックス。その上にはスタンドマイクがありました。恐らく緊急時にはコミュニティ放送局「FMながおか」への緊急割り込み放送が可能のようです。 うむ、本当にFMながおかは防災無線の役割も含まれているのですねぇ

 ええ?これは 
あ・・・あの、ここのってWindowsベースのシステムなんすか? 

 ほほーこれは 
このメーカーが構築したみたいですね。 


 と、穴の開くほど見ていたら、「中の人」から「お疲れ様です」と声をかけていただきました。ちょっと恥ずかしかった。。。

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