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小千谷へぎ蕎麦マシーン

JH0EYA (2008.08.25)
2008年8月24日 おぢやまつり広場(小千谷市本町通)にて
 へぎそばマシン伝統と名物と技術のコラボですな。
小千谷祭りに足を運んだら、謎の物体がお披露目されていました。「へぎそばマシーン」であります。聞くところによると何でもこのマシンは、、「そばきり」「ゆで」「冷却」「手振り」「へぎ盛」を自動で行い、なんと1時間に700人分の「へぎそば」作成が可能なのだとか。1分間で約12人前?むう、すげぇ。

 そばきり青色のビニールで包まれたのが「蕎麦」
青色のビニールに包まれているのが、ロール状になった「蕎麦」の生地。このロールから麺が切り出されて特性トレーの上に載せられます。むう、蕎麦の太さと長さはここで均一になるわけですね。

 切り出された蕎麦すでにヒトマゲずつに小分け済み
切り出された蕎麦は、この特製トレーの上に切り出され、このトレーが何段も重ねられます。
この時点でもう、ヒトマゲ毎に分けられておりますので、あとで機械が盛りつけるときに便利なのでしょう。このトレーを重ねてから、この箱毎ゆでちゃうのでしょうねぇ。これなら大量にゆでて、しかも麺がジャムる事もありません。

 ゆでるメカニックの固まり
先ほどのトレーのケースが写真の下に写っております。このケースが写真の左側から入って、写っている人の中央部でゆでられるのだと思われます。
 密閉空間でゆでられますので、恐らく短時間でしかも少ない水の量でゆでられると思われます。あ、でも私の大好きな「そば湯」の立場はどうなるのでしょう? 質問しようにも、皆さんまだ組み立て調整中だったので邪魔しちゃ悪いと思って黙ってみてました。

 冷却小さいです
ゆでる装置と一体になった冷却装置。ゆであがった蕎麦が取り出されて、隣の水洗いというか冷却用の装置に入るモノと思われます。こちらもコンパクトに仕上がってます。

 ゆでる装置全景ただいま準備中
ゆでる場所と冷却する場所の上部に可動部があります。恐らく茹でる→冷やすまでの工程は、自動で行われるのではないかと妄想。

 ゆでる装置(2)コントロールパネル
コントロールパネルを見ながら何やら調整中。お披露目の前のこういう時って本当にドキドキするモノですよね。担当者さんの気持ちがわかります。

 手振り装置正面全景
正面左から例のトレーがやってきて、中央部で「手振り」作業を実行。「マゲ」をへぎに載せ替えたあと、へぎが右側に流れていくのだと思われます。
 動作しているときに見たかったのですが、時間の都合で断念。ココが一番見たかったんですけどねぇ。。。

 手振りの「キモ」マゲを作る装置
手前の二本指装置でトレーの蕎麦をつかみ上げ、後方の謎の腕で「手振り」を行うものと思われます。どういう動きをするのでしょう?
ちなみにラインには水がたたえられておりました。これなら蕎麦は乾きませんが、のびる心配は?

 手振り部分のアップやっぱり謎
トレーが流れてくる部分の下にもナニモノカの仕掛けがあるようです。手振りされたマゲを入れる「へぎ」は、どうやら手前のラインから一つ奥にセットされるようですね。

 手振り装置全景光量不足でスミマセン
従来手作業だった手振りが機械に取って代わるのでしょうか? 量は均一になるのでうれしいけど複雑な気持ち。

 まだ準備中雨がひどくなってきました
もうすぐ実演なのですが、雨が酷くなってきたり所用が控えていたりということでこれにて現場をあとに・・・動いているところを見たかった。残念です。
 蕎麦をゆでるのは時間との戦いであります。まごまごしていたら、あっという間にのびにのびてしまいます。きっとサクサク動く機械なのでしょうね。開発費も結構かかったはず。小千谷の蕎麦屋さんが採用することを願っております。ま、これって「へぎ」に限らず、ざるそばでもラーメンでも流用できそうなので、拡販の可能性もありますし・・・。

 動画を頂きましたTSUKAさんありがとうございます。
 動いているところが見たかったうわわわゎ〜ん!と子供のように暴れていたら、TSUKAさんから動画を提供頂きました。
 ありがとうございます。なるほど、こうやって動いているのですね。良く判りましたぁ。やっぱり持つべきものは友ですねぇ。。。

 ■手振り装置動画(1.6M)





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