JavaScriptを有効にするとメニュー表示されます
  

2011年11月某日 MIT.Aさん作成、スポット溶接機を拝見

JH0EYA(2011.11.06)
 
それが何故生まれたのか、誰も知らない・・・

 コールサイン銘板0.1mmステンレス板の溶接によるもの。 
MIT,Aさんからの頂き物です。でも本当に見せたいのはこれじゃなくて、これを作成した装置の方です。

 自作のスポット溶接装置ご家庭の机上で動作します。
後ろに見える半透明の箱も含めて、装置一式です。

 スポット溶接とはウィキペディアより転載
 スポット溶接(スポットようせつ、英: spot welding)は、金属の接合法である溶接の一種である。
 2枚の母材(被溶接材料)を圧着しつつ電流を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合する。電気抵抗を利用した溶接であることから抵抗溶接ともいわれる。比較的薄い板(薄板板金)の接合に用いられる。3枚以上の板金を一度に接合することも可能である。自動車のボディの生産に多用されている。

 一般に、実際に溶接を行う部分をガン、電気を供給する装置を溶接電源(あるいは単に溶接機)と呼ぶ。スポット溶接のガンは大きなものが多く、通常は産業用ロボットに取り付けて使用される。
 スポット溶接は、電極を母材に押し付ける力、電流、通電時間によって溶接の品質が左右される。

溶接の際にスパッタと呼ばれる火花が飛ぶ場合がある。スパッタが大量に出る光景は、自動車のボディ溶接を紹介する映像でよく見られる光景であるが、スパッタは電極を押し付ける力を弱め、溶接品質低下の要因ともなる。

 溶接電源 
50V10000μFのコンデンサ20ヶと、FETが20個。現物を見るとその力業に感動します。線材も「線」じゃなくて「板」だし。

 もう一回 
さっきより少しクローズアップ。

 ガン 
全て手作りなのがお分かりいただけると思います。

 謎の電池 
左下に乾電池が見えます。FETのゲート用であります。


 使い方 
このように溶接したいモノを挟むだけで、バシュっと音がして溶接完了です。運がよいと(?)スパッタと呼ばれる火花が飛ぶのを見ることが出来ます。(それなりに怖いですが)

 銅棒の取り付け部分 
購入されたのは銅の「棒」で、ねじ切りはご自分で行ったとか。

 溶接電源の電源端子 
市販のACアダプターを取り付けて使いますが、機器の特性上、初動時に大電流が流れるために最新のACアダプタだとショートしたと認識されてしまうとか。


トップページへ
←連絡先はこちら

【特定電子メール法に基づく表示】広告メール、迷惑メールの送信はお断りします