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凡作の写真館(2023年)

JH0EYA (2023.12.05)

 2023年1月〜のトップページ掲載写真です


 Anderson Powerpole Connector(2023/01)
 皆様、あけましておめでとうございます。掲示板を閉鎖して久しいですが今年もよろしく御願いいたします。
 さてお正月に書き込む割には全然お正月らしくない写真からスタートいたします。

 私はずっとDCコードの接続端子には、250型2極(と言う名前でいいのでしょうか?まあよく自動車関係で見る例の端子)を使用してきました。この端子で事故が起きたとかそういうことはありませんでしたし、新規に購入する車載の無線機にもこの端子が付随してましたのでこれで統一してました。
 こいつの唯一気に入らなかったのは、コネクタを外す際のツメです。すっぽ抜け防止用のツメを押してから外す必要があるのですが、たまに元気いっぱい押しているはずなのに抜けてくれません。こういうときはイライラします。特に移動運用で出かけたときの撤収時にうまく抜けてくれないと、つまらないことで時間を要してしまいます。

 そこで意を決して、DC接続端子を全て
Anderson Powerpole Connectorに変更することにしました。
 問題は入手先なんですが、amazonとかは中華のパチモンが多くて安心できません。そこで時間がかかりますがこちらから購入。3週間程度で届きました。が、一番円安だったときに買っちゃいましたのでレートで痛い思いをしてしまいました。

 到着してから早速交換作業をしております。作業中に思ったのは、圧着工具はこのコネクタ専用の工具が有ると無いとでは作業に雲泥の差が出ると思ったことです。最初の数個は汎用のを使ったら握力が必要で難儀しましたが、専用工具にした途端、楽々と作業が進んでおります。現在は移動用の設備は全てこの接続端子に交換され、あとは固定用のを残すのみとなりました。
 圧着した金具を端子のケースに入れるのにこつが必要なようです。太い線材の場合はケースに押し込めば「カチッ」と入りますが、細めの線の場合は何かで押してあげる必要があります。これも専用工具が有るらしいのですが私はピンセットで押し込んで装着してます。

 この子の特徴は端子に雌雄の区別がないことですね。おかげであまり考えずに端子工事が出来ます。あと今まで気になっていたコネクタを外す作業もツメなどは有りませんので簡単に外すことが出来ます。とはいえ普段はしっかりくっついていますのでちょっと引っ張っただけでは外れる心配は無いようです。また、流せる電流の量も今までの約2倍の30Aになりましたので、移動時に50W炊いても余裕で安心です。(配線も安定化電源もが30Aに対応してないですが)
 唯一の大きな問題としては、人様の設備と互換性が無くなるという事でしょうかね。でももう何十年も他の人と無線機持ち寄りで運用とかしたこと無いので大丈夫かと。

 遊雪まつり前夜祭、のはずが・・・(2023/02)
 今年はそこそこ積雪がありまして、栃尾の「遊雪まつり」も雪には不自由しないだろうなと思っておりました。おりしも3年ぶりに開催するとのことで、私は前夜祭を楽しみにしておりました。
 しかし数年ぶりの実施であったため、私の脳内タイムテーブルは完全にずれていたようであります。自宅を17時に出発して現地について見れば、楽しみにしていた雪灯りは1〜2個しか点いておりません。「あれ?点灯時間はもっと後だったかな?」などとマッタリして日本酒を飲んでおりましたが、たまりかねて運転手役が「点灯時間いつですか?」と聞いたら17時とのこと。

  ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

 どうやら、17時に数百の雪灯りを点火したものの、この激しい「雨」のせいで殆どが瞬く間に消えてしまったようであります。よりによって「雨」ですもんねー。
 仕方なく、消え残っている雪灯りを撮影して今年は「終了」。
 ところで、こういうイベントで撮影するときは、たとえ「なんちゃって一眼」でも大きいカメラの方が良いなと思っております。
 本当はこんな昔の「なんちゃって一眼」よりも今のスマホカメラの方がよほど性能が上なのですが、大きいカメラを構えていると「お、なんか本格的な人が撮影しとるぞ!」と協力して下さいます。これがスマホだと「なんだ、ただの見物人か」になっちゃいます。形って大事だなあ、と思います。

 そんなわけで、まともな写真が一枚しかないのでもう一枚は相変わらずアマチュア無線ネタで行きます。
 アマチュア無線もデジタル通信が大流行なんですが、最近面白いソフトを見つけました。
 細かく説明すると長くなるのですが、簡単に言うと「地図上に今まで交信した地域と、今現在聞こえている無線局が地図上に表示されるソフト」です。
 黄色い四角は交信した地域、オレンジはQSL交換済みの地域、緑や青は現在電波が出ている地域、そして黒い点線はまさに今誰と誰が交信しているかを表しています。
 これを使うと、まだ交信していない地域が一目瞭然に分かり、そこから電波が出ていると色で分かりますのですぐ見つけることが出来ます。このソフトのおかげでアメリカ50州のうち残った2州を比較的早く交信することが出来ました。
 地図は拡大することも可能ですので、日本に限って利用することも可能です。
 このソフトは自分の無線機で受信できた局だけを表示してますが、そうでなくて「俺、今無線機で電波出しているから!」って局を表示するソフトもあります。まあ、これはインターネットに接続されていることが前提となりますが・・・。
 「こんなのアマチュア無線じゃない!」というおじいちゃんも居ますが、これも相手と無線通信できなければ成立しないのでアマチュア無線でしょう。私は自宅では専らデジタルを、移動したときは昔ながらのアナログを楽しんでおります。
 あ、地元の大きなおともだちへ。2mや430でもデジタルのFT8は盛んです。むしろ145.00MHzや433.00MHzより賑やかなので是非出て下さいね〜。

 ”WAS”出来たワズ(2023/02)
 松本零士が旅立ってしまいました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
 最初にあの人の「メーター」を見たのは小学校高学年だったと思います。それまであれほどメカメカしたメカ(日本語表現崩壊)のメーターをマンガで見たことが無かったので衝撃的でした。
 それからずっと「そんな雰囲気」を味わいたくて色々やってます。ただ、意味も無くメーターやLEDを集めて表示するのは私の趣旨に反しますので、何かちゃんとした動作するメーターを並べたい。
 というわけでずっとアレコレやって参りましたが、現在の所1枚目の写真程度であります。まだまだ松本メーターの足元にも及びません。精進しなければいけませんね。

 さて、去年の2月に
トップページで「それより近いのはWAS(Worked All States)でしょうかねぇ」と申し上げておりました。それから1年、ようやくWAS(Worked All States)をゲットいたしました。
 これは何かと言いますと、米国の全50州全てと交信してQSLカードを集めると、アメリカのアマチュア無線連盟が表彰してくれるのであります。写真はその表彰状です。去年の今頃は残り10州だったのですが、それから10ヶ月かかって8州、以後2ヶ月かかって2州をゲットしました。
 この賞を目指して初めて知ったのですが、アメリカも小さい州は小さいのですねー。デラウェア州なんかとても苦労しました。そして最後に残ったのはウェストバージニア州でした。「カントリーロード」聞きながら恨めしく過ごしておりました。
 運が良かったのは、こういうので遊ぼうと思った時期と太陽活動の活発な時期が重なったからでしょう。電離層が活発で遠くの電波がとてもよく届いております。
 次は今度、WAZというのを狙いたいですねえ。世界を40の地域に分けて、その全ての地域と交信するともらえる賞です。現在残るは2地域、一つは極北の地で寒くて人が居ません。もう一つは治安が悪くて無線する人が居ません。完成はいつになるやら・・・

 三月になりました(2023/03)
 ここでうちの住人をご紹介しましょう。名前は「にゃあ」です。最初の頃はいろいろな名前が飛び交ったのですが、最終的にはこれで落ち着きました。
 迷い込んだのを保護したので正確な年齢は分かりません。我が家に来たときにすでに10歳くらいとのことですので、今は恐らく20歳くらいになるかと思います。既に歯は抜けておりまして噛まれても痛くありませぬ。とはいうもののツメは元気なのでチョイとからかうと痛いしっぺ返しがあります。
 いい歳して大変な人見知りでして、客人には殆ど顔を見せません。普段は母親の部屋にいるのですが、夏になると涼しいところを求めて徘徊します。滅多に母親以外の家族にも姿を見せないのですが、興が乗るとこのように出てきて「専用」のハンモックに陣取ります。機嫌が良ければこのようにして写真を撮らせてもくれます。
 ま、ここまできたら、尻尾が二股になるくらいまで長生きしてほしいものであります。

 さて、お次はまた無線ネタ。興味ない人は読まなくていいです(笑)。
 恐らく今年の秋から適用となるかと思いますが、アマチュアバンド内でのモードによる運用周波数がずいぶんと変わります。改定案は昨年の11月に既に公表されているのですが、お役所の文章は例によって分かりにくい。
 そこで、その改定案を分かりやすくスペクトラム上に記載された「同人誌」が、何故か昨年末の「コミケ」で販売されました。(コミケは奥が深いですね)
 その情報を仕入れたので、とあるツテをたどって購入した「同人誌」の表紙です。20ページほどの「薄い本」ですが、カラー印刷なので結構高かったです。
 で、その内容ですが、今までは事細かに「この周波数はこのモード」とうるさかったのですが、改定案ではかなり大胆に「全ての電波型式」というところが増えました。秋の施行までにはおそらく親切な資料がネット上に出てくると思いますが、今年の秋以降に運用する方は、まずは運用周波数の確認をお勧めします。特に50MHz帯より低い周波数に出る人は確認が必須でしょう。
 ちゃんとご覧になりたい方は
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000567.html  の中の「・定めようとする命令等及び根拠法令条項一覧表(別紙1)」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000845890.pdf をご覧下さい。あ、あえてリンクにしてません。
 読んでいただけると分かるんですが、他にも沢山ルールが変わります。早いのは今年の4月から変わります。例えば資格無い人に個人局も運用させて良いとか、免許状の記載は周波数や出力じゃ無くてたった三桁の記号ひとつになるとか・・・、4月からは色々変わりそうです。

 桜の季節です(2023/04)
 我々の小学生の頃の入学式ってのは、残雪がまだ数メートル有る中での出来事でした。中学校の入学式なんてのは、入学式翌日に「全校生徒に告ぐ、シャベルを持ってこい!」ってんで、入学式翌日から全校生徒で校庭の雪掘りをしたものでございます。ですから桜が咲くのは4月も終わりになってからのことでした。
 ところがなんという事でしょう。今年は三月の終わりには残雪がすっかり消えてしまい、4月1日にはこの辺の桜も咲き始めてしまったでは無いですか。おかげでお彼岸の頃には皆がタイヤ交換を始めてしまい、4月5日現在もスタッドレスを履いている私がまるでアホみたいです。全てが地球温暖化の影響というわけでも無いでしょうが、なんだか調子が狂いますねえ。

 とはいうものの、桜が咲いちまったんだから仕方ないです、楽しめるものは楽しみましょう。
 ということで、4月2日に栃尾の秋葉公園で花見を敢行して参りました。誰とも都合が合わなかったので単独宴会でございます。とはいうものの、今回はニョーボが酒の肴を持たせてくれました。ありがたいことであります。
 秋葉公園はその昔一大行楽地として存在し、出店や露店も数多くあったとのことですが今では全く想像もつきません。どれほどの賑わいだったのでしょうね?
 また、私が覚えている秋葉公園は、もう少し樹木が生い茂っていたはずなんですが、リニューアル工事ですっかり芝生になり、なんだかすっかり面白みが無くなったというか変化に乏しい公園になってしまいました。もっともこれは秋葉公園に限ったことで無く古くから有る公園のリニューアルはどこも同じようで、「見通しをよくして子供の事故を無くす」のが狙いだとどこかで聞いたことがあります。まあ、隠れ家的なものは子供の大好きとするところですので、そういうのをできるだけ無くせば事故も減るというものでしょう。
 こうしてリニューアルした公園で長々と桜を眺めながら独り宴会をしておりました。でも、日曜日の好天に訪れる家族連れも子供連れもおらず、時々お年寄りが散歩に訪れる寂しさでありました。こういうところで過疎をひしひしと感じますねえ。

 一枚目の写真はいい加減、独り飲みにも飽きて上杉謙信公にお相手頂いた時の写真であります。
 なぜか(?)花見に行ったのにモールス信号用の電鍵を持参しておりました。それを謙信公に披露しながら写真を撮影いたしました。(御館様。これは縦振電鍵と申しましてな、これを上下するだけで意思疎通が出来るという人類の大発明な器物でございます)
 凜々しい謙信公と21世紀の電鍵、そして綺麗に咲いた桜。なかなか素敵な写真が撮影できたと喜んでおります。(自画自賛)
 あ、せっかくだからこの電鍵のメーカーさんを紹介しておきますね。⇒(
SUR工房

 五月晴れ(2023/05)
 四月の桜も咲くのが早かったですが、それに続けての草花も早咲き傾向ですね。五泉市にある牡丹園も1ヶ月くらい早いんじゃないかという感じで、ボタンが綺麗に咲いておりました。

 さて、写真はいずれも藤の花です。この頃は山林の手入れもされないようになりましたので、あちこちの里山の杉林で藤の花が杉の木にまとわりついて咲いております。子孫の繁栄のために植えた杉の木でしょうに、ご先祖様達はどうお思いなのでしょうね?

 一枚目の写真は近所の公園の藤棚です。手入れされているだけ有って花も沢山付いており、綺麗に咲いております。例年なら5月の下旬くらいじゃないですかね?藤の花。
 何でもかんでもこう早いと、お祭りとかに影響出そうです。それよりも、「長〜〜〜〜い夏」になるんじゃないかと懸念しております。

 二枚目の写真は迷惑な藤の花。
 おわかりでしょうか?横に通信ケーブルが延びているのですが、藤の蔓のせいで激しく下にたわんでいます。まだ葉っぱが茂っておりませんが、これから成長するとケーブルがどうなるかとても心配です。なぜかというと、このケーブルを経由して我が家にネットワーク回線が来ているからなのであります。これがもし切断されたら、我が家のネットワークは死亡いたします。

 座視して死を待つのもイヤなので、何か方法は無いものかとググりましたところ、「Web113」というのを見つけました。(https://web113.ntt-east.co.jp/safety_report/?link_eastid=ext_q079)。現場の写真をアップロードして地図情報をクリックすれば報告が終了します。
 あいにくと連絡したのが連休直前でしたのでまだ動きはありませんが、そのうちナントカしてくれるんじゃないかと期待してます。刮目して待ちましょう。

 冷や丼(2023/07)
 暑くなってくると冷たい食べ物が欲しくなります。ラーメン好きの私としてもクソ暑い中で熱い丼をすするのはちょっと・・・でも、酸っぱい冷やし中華は食べたくないわあ! という方にとってピッタリの栃尾名物があります。それは「冷丼(冷やしラーメン)」

 冷やし中華のように酸っぱくなく、見た目も熱いラーメンのまま。でも出汁の利いた冷たいスープの中にある麺をすする感じは、冷涼感とラーメン感を同時に味わえて天国であります。
 しかも私にとって嬉しいのは「辛くない」事です。もし辛いのがお好きであれば、わさびでも七味でもラー油でもお好みで投入してください。私はお子様舌なので辛いのはNGなのであります。
 撮影したのは、長岡市谷内の秋葉公園内にある「よしみや食堂」さん。広くは無いお店ですが、テーブル席あり、お座敷席有りで、昭和の時代どころか明治・大正もかくありやという雰囲気を味わうことが出来ます。秋葉公園を訪れの際は是非ご利用ください。タイムスリップできて楽しいですよ。

 ちなみに先ほど申し上げましたように、「冷やしラーメン(冷や丼)」は栃尾の名物となっておりまして、他にもいろいろなお店で味わえます。(
栃尾の飲食店紹介サイト 「とちおのまんま」冷やしラーメンMAP) 各お店の特徴が出た「冷や丼」をそれぞれのお店で試してみてください。なおリンク先にあるように、微妙に店毎にメニュー名が異なるようです。

 ついでですから、地元の主な飲食店をリンクしておきますね。ラーメンも美味しいですが、ピザも洋食も蕎麦も寿司も美味しいです。もちろん、「あぶらげ」も!!

 盛夏の候(2023/08)
 盛夏の候。梅雨が明けて夏が本番となるのがその意味だそうです。梅雨が明けてから盛夏だというなら、この酷暑が続く今はなんと言えばいいのでしょうね?エアコンが無いと死人が出るような暑さ。日本は春夏秋冬の他に「炎夏」とでも言える季節が増えてしまったような気がします。
 私が小学生三年生の頃ですからもう半世紀前ですね。夏休みに毎日7時と14時の気温を測定したことがありました。そのときは8月の間で14時の気温が30度を超えたのはわずか二日間。それも30度ギリギリ越えの状態で、他は暑くても28度台だったと記憶してます。以外と数値的には暑くないのでガッカリした記憶と共に覚えております。
 それがいつの間にか、毎日が熱帯夜。手持ちの温度計でベランダに立てば連日38度越え、などという状況はやはり温暖化なのでしょうか。あと二ヶ月もすれば収まるとは言え、やはり愚痴りたくなります。屋外でお仕事をされておられる皆さん、本当にご安全に!

 さて、夏と言えばいろいろなイベントがありますが、私が一番「ああ、夏だなあ!」と感じるのは「雲」です。
 写真のような真っ白な入道雲を見ると、「ああ、夏なんだなあ」とクソ暑くても夏だという感慨にふけることが出来ます。もっとも、眺めているその雲の中や雲の下ではどんちゃん騒ぎの夕立だったりするのでしょうけど。(笑)

 こういう雲を眺めながら、井上陽水の少年時代なんか聞いているとまだ子どもが小さかった頃の夏休みなんかを思い出したり、とんぼちゃんの白い夏の詩なんか聞けば自分が子どもの頃の夏休みを思い出したり・・・。などと炎天下でボーッとしてたら熱中症になっちゃいますよね。ささ、エアコンのある場所へ避難避難!

 という炎天下でも、時々無線機を持ってお山に行っております。設営は涼しいうちに行ってテント張って、あとはボーッとしているのですが問題は撤収。飽きてくる時刻と気温の高い時刻がほぼ一致するのでもう大変。普段の倍くらいの時間をかけてノロノロと撤収作業をしてます。いい加減に「もう若くない」ということを自覚しないとデスネ。

 ギガヘルツコンテスト(2023/09)
 アマチュア無線のコンテストで「ギガヘルツコンテスト」というのがあります。1.2GHz以上の周波数で行われるコンテストです。8月最後の土日に行われるのですが、それに八方台にて参加してきました。このコンテストは土曜日の21時から24時、日曜日の6時から12時が開催時間です。睡眠時間を確保してくれる人間に優しいコンテストであります。

 記録的な猛暑が続いておりましたので、現地での陣地構築をノンビリ行えるようにお昼から出かけたのですが、狙ったかのようにそこに雷雨が。。。雷の音が遠ざかった14時過ぎから作業を始めたのですが、それでも遠くでゴロゴロとなっておりましてちょっと不安。それでもなんとか16時過ぎには構築完了。昨年は日よけを風で飛ばされたので、ことしはちゃんとステーロープをしっかりと張りました。あと、普段の移動運用ではアンテナの防水も気にしないのですが、今回はしっかりとテープで対策します。

 それやこれやをすませて暑さでボーッとしてると日が暮れて暗くなってきました。八方台から見える日本海上空には雷光があちこちで光っていてとっても綺麗です。綺麗なんで写真を撮りたかったのですが稲光なんてスマホでどうすりゃいいんだか?
 などと思っているウチにコンテストが始まりました。今年も3バンド用意して出かけたのですが、交信できたのは1.2GHzと2.4GHzのみ。5.6GHzは今年もゼロでありました。8月の終わりに新機種がでましたので、来年までにそれが普及することを祈りましょう。

 一枚目の写真は夕方では無くて夜明けに撮影した写真です。多分4時くらい。
 この時間まで日本海側では雷光が賑やかだったんですが、東の空が明るくなるにつれて見えなくなっていきました。去年は凍死するかと思うほど冷え込んだのですが、今年は夜中もそこまでは涼しくなりませんでした。
 二枚目の写真は夜中のもうすぐ24時という頃に撮影したものです。運用設備を撮影したつもりが、しっかりとお酒まで映ってますね。でもこのまま宿泊したから問題なしですよ?
 この時初めて知ったのですが、この無線機には音声メモリ機能がありました。そしてその記録した音声を一定間隔で送信できるようです。つまり「CQ CQ こちらは・・・」を録音しておくと一定間隔で自動送信するんですね。そういうのって高級機にしか付いてないと思ったのですが、こういうのにもあるんですねー。ということで、早速使ってみると便利です。ノドも痛くならないし。(でも自分の声を自分で聞くといたたまれないほど恥ずかしいです。それはひたすら我慢しましたが。)

 というわけで一年ぶりのお泊まりでの移動運用でした。結果はどうなることやら?
 全世界5000局賞(2023/10)
 アマチュア無線を長年続けていると表彰されることもあります。このたび「全世界5000局賞」という賞をいただいたので御報告しておきますね。

 これは「5,000局以上の世界のアマチュア局と交信し、別に定める条件を満たしたQSLカードを それぞれのアマチュア局から各1枚得る」といただけるものです。別に定める条件とは
  ・世界の六大洲及び南極と交信済
  ・国際電気通信連合(ITU)が制定した世界の90地域のうち、50以上と交信済
  ・アメリカ無線中継連盟(ARRL)が定めた地域(カントリー)340のうち、130(DXCC130)以上と交信済
 というものです。なお、5000局のカウントは
  ・周波数や電波型式が異なってもコールサインが同じであれば1局とカウント
  ・日本は国内・小笠原・南鳥島・南極からそれぞれ一局、最大4局までしか認めない
 というルールで5000局をカウントします。

 申請を思い立ったのは今年の正月でしたが、手作業での整理はとても出来ないと考え、データ化したりそこから上記の条件をデータに加えて5000局のリストにするのに手間がかかりました。 加えてそのデータ化を「正しい処理結果です」と証明して承認をもらうための方法も考える必要がありまして、ここが一番苦労したところです。

 それやこれやで2月頃にいったん集計は完了したのですが、その結果「5000局には150局足りない!!」という衝撃の結果になりました。実は申請作業に入るまでは、国内局も加算して良いのだろうと思い「一万局いっているかも?」と皮算用していたのですが、上記のルールの通り国内局は4局まで(しかも当時は南鳥島は未交信なので3局)しかカウントできず、情けない集計結果となりました。
 そこで5月末にまた気を取り直して再度集計。今度は条件を満たしておりましたので、ようやく申請の運びとなりました。

 ついぞ10年くらい前までは、海外との交信なんて数えるほどしか無かったのですがここ最近になってドーンと増えたのは、やはりデジタルモードのおかげでしょうかね。JT65やFT8のおかげでようやく人並みに海外交信できるようになりました。
 継続は力なりと申します。今は5000局ですが、10000局目指してがんばりたいと思いますですはい。(なお、国内5000局賞とかもあるのですがこっちは条件を満たしているかどうかさえ調査していません。たぶん、SSBとかに出ないと達成無理でしょうね。)

 ついでに・・・
 9月25日から電波法が改正されました。再免許の申請期間や免許状の型式、バンドプランなどが変更されましたので関係者の皆様は目を通してください。
 
電波利用ホームページ〜「アマチュア無線」

 無線局等情報検索(2023/10)
 総務省の電波利用ホームページに
無線局等情報検索というのがあります。総務省が管理している無線局を検索して表示できるシステムです。放送局や簡易無線局やその他様々な業務の無線局がデータベース化されており、アマチュア無線局も検索対象となってます。ただし、アマチュア局の場合は個人情報保護の観点から住所や氏名は伏せて公開されております。

 コレで検索して何が楽しいかというと、ああこの人はどの周波数をどれくらいの出力まで免許されているのだなとかが一目で分かりまして、ここに表示されていない周波数などにご本人が出ておりますと、「なんであなたがこの周波数に?」とお伺いしたり出来るわけで楽しいのであります。

 ところが!!
 去る9月25日に電波法が改正されまして、免許状に記載される周波数や出力が記号で一括表示されるようになりました。従ってこの無線局等情報検索画面の検索結果も免許状と同じく一括表示に!(一枚目の画面コピー)
 コレじゃ楽しくないですねー。何か良い方法は無いものかとネットの知り合いが色々試したところ、従来に準拠した方法で表示できる裏技があることが判りました。

 一枚目の一括表記の状態で表示される画面の時、URLは例えば下記のような表記になっております。
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=B&DFCD=0000155189&DD=1&styleNumber=50
 このURLの末尾にご注目ください。styleNumber=50となっておりますが、これの50を21に変更してEnterキーを押します。
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=B&DFCD=0000155189&DD=1&styleNumber=21
 するとアーラ不思議。免許状情報には従来とほぼ同じ電波の型式、周波数及び空中線電力が表示されます。正しくは事項書の内容が表示されているらしく、旧来とは厳密には異なるようですが。
 おかげさまで今後も「おや、あの人は50Wなんだな」とか、免許の内容を楽しむことが出来そうです。

 本件は「このようにしたらこうなった。」という情報でして、無線局等情報検索の公式な使用方法を書いたものではありません。また、今後もこの方法で閲覧出来ることを保証するものでも有りません。ご承知おき願います。

 不良品(2023/10)
 最近は made in JAPAN と言っても中身はそうじゃ無い場合も有りますし、そもそも日本のメーカーであっても商品そのものは海外製のものが増えてきました。またネット通販で購入すると最悪の場合「ニセモノ」なんて事も珍しくありません。最近にいたっては made in JAPAN だから信用できるかというとそういう状況でも無いのですが。

 写真の手前にあるのは「デュープレクサ」と言いまして、一つの無線機に二つの異なる周波数のアンテナを接続したり、一つのアンテナを二台の異なる無線機で供用したり出来る装置です。昨年の暮れにコレを購入しましてずっと保管しておりましたが、今年の9月に日の目を見ることになりました。
 ところが使用してみると片方の特性が全然ダメで使い物になりません。と思ってしばらく放置していると普通に利用できたりします。いわゆる初期不良ですね。
 返品も考えましたが購入から一年近く経過しており、領収書も見当たりません。コレは自分でナントカせねばと分解してみたのですが9月の時点では異常なし。それじゃとまた実運用に利用するとこれまた全然ダメで、かといってしばらく放置すると利用可能になります。

 もしかしてこれ、気温で内部の部品が伸び縮みするせい?

 ということで、10月になって冷えてきたこともあり、先日寒くなった朝に分解して測定してみると、一枚目の写真のように。
 おわかり頂けますでしょうか?SWRが赤い線で示されておりますが、ほぼ全ての周波数で悪い状態を示しております。ようやく再現成功。
 この状態で分解して中をテスタで確認すると、ハンダ付け不良がある箇所がようやく特定できました。微妙な距離感なので、気温が高いと正常に動作するようです。ヒドイ!!
 この際なので他の箇所もハンダモリモリしてハンダ付け。それで再測定したのが二枚目の写真です。多少は波打っておりますが、見事にSWRが低下しております。コレでようやく使い物になることでしょう。

 たぶん、全数検査はしているのでしょうけど、微妙なハンダ付けだから検査をパスしたのでしょうね。困ったもんです。
 実はデュープレクサの不良品をつかまされたのはコレで二度目です。数年前にも一度、ハンダ不良が見つかりました。(ちなみに今回とは別のメーカーです)
 品質の低下って言うのでしょうかね。困ったものです。  

 AIによるお絵かき(2023/10)
 AIによるお絵かきって、面倒くさそうなサイトでやっていたりスマホになんかアプリ入れてやっているイメージがあったのですが、Microsoft EdgeのBingでも出来るという事を最近ようやく知りまして、チョイとやってみました。

 呪文をどう唱えたかと言いますと
 「アマチュア無線のアンテナを見上げるウサ耳がよく見えるように少女をアップにした幻想的な絵」
 です。

 しばらく悩んでましたが、あっさりとこの二枚を書き上げてくれました。おお、アマチュア無線をなんとなく判って居るではないか。
 ウサ耳少女は時の勢いで頼んでしまったものなので深く追求しないでください。
 いままでサイトにイラストを入れるなんて考えもしませんでしたが、こんな絵を自動で描いてくれるなら使っても良いかもしれません。あ、著作権ってどうなるのかしら?(知らない)

 今シーズン最後の移動(2023/11)
 11月に入り、思いがけず好天に恵まれましたので今年最後の(と思われる)移動運用に出かけて参りました。最初は見附市のどこかに行きたかったのですが良い場所が思い浮かばず、結局いつもの魚沼市移動となりました。

 ここは八方台と異なり、V/UHF帯での交信は期待できません。そこで、今年最初にして最後のHF移動となりました。
 いやー、HFの移動は楽でイイですね。同軸ケーブルやアンテナがかさばらないし、無線機も小さくて済みます。あ、私の場合ですが。
 二枚目の写真はHF移動の机上です。無線機一台とその上に安定化電源があるだけ。あとはヘッドホンと電鍵があればそれだけで机上設備は済みます。机上の左上にあるアルミのボックスは、今回は飾りです。このボックスにはバッテリと無線機とアンテナ・マイクが入っていまして、この箱を持っていけば単体でV/UHFのFMに出られるという設備です。ただし、活躍の場があまりないので、こうやってたまに持ち歩いて電源を入れてあげないと可愛そう、というわけでこの日は持参しました。これでも3BAND同時受信できます。

 さて、もう一度一枚目の写真をご覧下さい。のぼり旗が見えますでしょうか?
 はい、このたび自局用ののぼり旗を作ってしまいました。通販サイトを見ていたら、送料含めても1枚1000円チョットのところがありまして、思わず注文してしまったのであります。最近はこういう旗もプリンタで印刷するから安いのだとか?便利な時代になりましたねえ。もっともこんな旗立ててると「何を売っているんですか?」と聞かれるかも知れません。

 この日は11月とは思えない暖かさで、日なたでは暑いとさえ感じる陽気だったのですが、そこに乗じて冬眠前のカメムシが大挙して襲来!!さすがに嫌気がさして正味二時間ほどの運用で終了しましたが、交信数は3ケタ超えたのでよしとしましょう。

 機材を片付ける際のカメムシ存在チェックが何より面倒くさかったです。陽気が良すぎるのも考え物ですね。

 師走〜〜〜(2023/12)
 ついこの前まで灼熱地獄の暑さだった気がしたのですが、ちゃんと冬は来るようです。といってもまだ里山までしか白くなってませんが。

 ここまで寒くなるとさすがに野山に出かけての無線移動は中止であります。おうちでヌクヌクとしていたいですね。
 ヌクヌクついでに今年を振り返ってみますと、私の中での有名人がかなりお亡くなりになった記憶があります。情けない頭で記憶しているだけでも、高橋幸宏・松本零士・坂本龍一・団 次朗・水木一郎・谷村新司・大橋純子にもんたよしのり・・・。多分思い出せない人も一杯居るような気もいたします。くわえて年賀欠礼をいただいた関係者の皆様。全部ひっくるめて謹んで哀悼の意を表します。(-∧-;) ナムー

 冒頭から湿っぽい話になりました。雪が降るとどうも気分が暗くなっていけません。きっと空が暗いからでしょうね。では明るい話。
 明るい話・・・明るい話はそうですね、JARL5000局賞(海外)の表彰状をもらったことでしょうか。あとは全米50州交信を21MHzと28MHzで達成。DXCCは179。あとは・・・あとは、あまり変化が無いですねー。いや、実はもっと身の回りに変化があったのかも知れませんが、最近はどうもそういうことに鈍感になりつつあるようです。加齢のせいでしょうか?

 あ、全然写真の説明をしてませんでしたね。
 12月初めの里山にも雪が降った数日後の写真です。一枚目が粟ヶ岳、二枚目が守門岳ですね。撮影した場所も結構積もっておりました。

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