夏−5:カグラ南蛮のお焼き
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1) カグラ南蛮を焦げ付かないように気をつけて、まんべんなく炭火であぶる(ガスレンジでも可) |
2) 表皮がシワシワになったら終わり |
3) 生味噌を付けてかぶりつく |
つまり、とても辛くてピーマンより大きい生のナンバンをあぶって、いきなり食べるという、とんでもない料理(?)です。
祖父はこれを夏の盛りに、冷やご飯のおかずとして良くやっておりましたが、子供の私には「おまえには無理だ」と言って食べさせてくれませんでした。(え〜?ジーちゃんはうまそうに食べてるじゃん!)
先日、カグラナンバンをGetすることができました。
手前に移っているトマトは、左側二つが「黒いトマト」右側は「黄色いトマト」のはずですが、自家製なのでちょっと変。ま、とにかく写真の上にあるのがカグラナンバンです。小さく見えるのはトマトがデカすぎるせいです。カグラナンバンは、野球のボールくらいの大きさがあります。
祖父の「おまえには無理だ」発言から40年以上経ちます。孫もすでに中年になりました。もう「おまえには無理だ」なんて言わせません。上記製法で作ったカグラナンバンのお焼きをパクリ!
「わひぃ〜!」
赤唐辛子(タカノツメ)なんて比較対象になりません。トムヤンクンの緑色唐辛子を食べた以上の素敵な刺激(?)が口中に広がり、唇がはれるような感触が・・・・。
おじいちゃん、孫はハウスジャワカレーの中辛ですら辛くて食べられない人間です。そんな孫が考えてみればこんな強烈な辛いものを食えるわけがないのでした。食べ物を残すととても怒られたけど今回ばかりは残すのを許してください。人生あれから40年以上たっても、やっぱり「無理」でしたぁ。
というわけで、この料理はヒトクチで降参しました。しかし、辛い物好きの方にはお勧めです。
かぐらなんばん → 「神楽南蛮」と漢字で書くらしいです。
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