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伝統の味覚(6)

JH0EYA (2007/07/28)


夏−6:鯨カレー




◆◇◆ 材 料 ◆◇◆
・塩クジラ(鯨の脂身の塩水漬)
2皿分で
50g程度
・その他、一般的なカレーの材料
適宜




1) 塩鯨をこのような大きさにします
2) 切った塩鯨をゆでこぼして塩抜きをします
3) あとは普通のカレーと全く同じに作ります
   (野菜も塩鯨も炒めずに、イキナリ煮込んだ方が良いかも)


 
 塩クジラは塩皮クジラとも言われるところがあるようですが、真っ黒い皮に脂肪層がついたのを塩漬けにしたものです。
 この鯨の脂身を塩漬けにしたものは、夏になると我が家の近辺のスーパーでは結構手軽に今でも入手できます。(びっくりするほど高価ですが)
 普通ならば、そのまま細切りにし、夏野菜といっしょにみそ汁に入れて「夏バテ防止」というのがこの辺の一般的な食べ方であります。上記写真にはクジラカレーと一緒に、そのクジラ汁も写っております。

 昔は豚肉や牛肉は高価(というより山間部では入手できない)でしたので、カレーには肉の代用品が良く入りました。それは魚肉ソーセージだったり、この塩クジラだったり、家で飼っているウサギや鶏だったり、時には「お肉無し」カレーだったり・・・・
 肉よりクジラの方が安いので、このようにして作っていたカレーですが、今ではクジラの方が高級品になってしまいました。 なので、滅多に作れないカレーであります。
 まぁ、作っても家族には何故か不評ですが。(^_^ゝ





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