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伝統の味覚(5)

JH0EYA (2003/01/12)


冬−1:煮菜(にな)




◆◇◆ 材 料 ◆◇◆
・白菜漬け
適宜




1) 白菜漬けをまずは作ります。良くある「浅漬け」ではなくて、保存食としての白菜漬けですからたっぷりの塩分が入ります。
2) 数週間漬けた後、白菜を適宜取り出します。このままでは塩辛くて食べられないので、まずはたっぷりと水洗いをします。その後、大きめの鍋にたっぷりと水を入れ、その中に白菜漬けを入れてゆでこぼし、塩分をキッチリと抜きます。
3) ゆでた白菜漬けの水分をとり、下記のいずれかの方法で調理いたします。
4) 愛乱度家初代流
    鍋に白菜漬けをいれ、煮干しや打ち豆と少々の水を足してコトコトと囲炉裏で煮ます。途中で味噌で味付けをし、お好みの味になったら完成。
4) 愛乱度家二代目流
    フライパンにサラダオイルを少々引き、白菜漬けをいれます。中火でガスレンジで多少炒め、途中で味噌と調味料で味付けをし、お好みの味になったら完成。


 
 煮菜(にな)というと普通は野沢菜とかトウナを使うのが一般的ですが、いつの頃からか我が家では自家製白菜で行ってます。漬け物をゆでて更にコトコト煮るわけですから栄養なんか期待しちゃいけません。とにかく、豪雪地の貴重な冬の野菜食なんですね。
 ちなみに、浦安に住んでいた頃の話ですが、どうしてもこの煮菜が食べたくなり、アパートで白菜漬けに挑戦したのですが一週間で白菜が腐敗しました。漬け物は寒さが厳しくないと出来ないのですね。
 ちなみに当地では煮菜(にな)を「にぃな」と発音することがあります。沢田研二のは「ニーナ」です。曲名は「追憶」です。どうでもいいことですが。





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