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道院に行こう!2

JH0EYA(2005.07.27)
 新潟県中越地震もようやく落ち着いた2005年の6月、とちおのたからもののNOAHさんが2005道院高原(水害と地震の果て)というページを作成されました。
 その後7月に高波保の小林さんが栃尾情報局に道院に行こう!というページを作成されました。
 私もこれらのページに大いに刺激され、ニョーボと7月24日に道院キャンプ場へ行って参りました。(NOAHさん、小林さん、マネッコしてすみません)
 なお、現地は復旧工事がこれから本格的に始まるようです。このままの状態なのもあとわずか、かもしれません。
 交通止めの場所がずいぶん道院側に移動しました。例の場所を工事するために車両乗り入れを可能とするようにとのことだと考えます。ここまで自動車が来られるとはいえ、ひび割れ箇所や土砂崩れ箇所はそのままですので、雨降りの日に来ようものなら命がけでしょう。
 例の崩落地帯の工事現場にあった看板。工期の終わりは今年度末になっていますが、あんな3mも4mも雪が積もる山間部で冬も工事するのでしょうか? 門外漢の私には謎の工期であります。
 お待たせいたしました。例の場所です。
 12月の時は、こんなでした。んでもって今年の五月はこんなでした。
 作業用の道路ができてくれたので、崩落箇所へは降りやすくなってます。
 ここから見る景色は昨年とほとんど変わりません。でも、緑に覆われてしまって当時の生々しさがだんだんと薄れてきている気がします。
 で、今日はここでおしまいなのではなくて、ここを登坂しようと言うのであります。こんな私にこんなところが登れるのでしょうか?ちょっと不安。
 崩落道路の一番下まで来ました。ここまでは工事用の仮設道路がありましたが、ここからは自力で登る必要があります。慎重にコース選びをして怪我をしないように気を・・・・↓
 ・・・などということを全く考えずに、野生の本能で登山を始めたニョーボ。待ってチョ。置いていかないでチョ。
 崩落現場を抜けるまであと5mというところで一息入れて下を見ます。で、あと5mというのは・・・↓
 目の前に立ちはだかる高さ5mの「壁」。私にはアイガー北壁の様に見えます。
 ちなみに道路が崩壊した現場ですので、見えているのはこれ全て砂利。足で踏むとぼろぼろと崩れます。
 ようやく登って、熱望していた写真を一枚。 この時点での体力損傷率80%。(^_^ゝ
 体力が落ちたとはいえ、目的をやり遂げた余裕で、遠景を一枚。
 その後、道院までの被害はこの程度。(いや、あの現場を見た後だとひび割れ程度じゃ「な〜んだ」ってな感じで)
 水が減っているカネタタキの池。
 これは地震災害ではなく、7.13水害によるもの。予算が付かないので放っておいたら地震が来てしまい、重機を入れることができなくなったのでそのまま。てな感じではないかと現場を歩きながら妄想。
 道院キャンプ場の管理棟。
 営業していないのは当たり前ですが、シャッターを閉めて更に上から板をハメてあります。写真の1階屋根より更に上まで雪が積もるところですから、シャッター一枚では雪でつぶれてしまうのでしょう。
 ちなみにキャンプ場の炊事場は、全て水道の蛇口が取り払われて水道管がオープンになっていました。凍結防止対策もここまで徹底すると感動。
 同じく道院キャンプ場の管理棟。
 豪雪の備えは万全でも、鳥さんに対する対策が疎かだったようです。キツツキに開けられたと思われる穴がヒサシにた〜〜〜〜くさん開いてます。うひょひょ〜。
 道院ロッジ手前から見た守門岳。ここから見るのは一年ぶりですな。
 道院のロッジも冬支度をしたまま。寂しいですねぇ。
 とりあえず入り口の階段が日陰になっておりますのでご休憩・・・。

 帰りも同じコースをたどったのですが、坂道は登りより下る方が大変だと言うことを実感いたしました。中高年の登山が増えているとか言いますけど、この程度の運動でへたばるようじゃ私には無理ですねぇ。
 そんなわけで体力を使い切ってしまい、今回の十方台報告は有りません。m(__)m

 なお、「立ち入り禁止」を無視しての行為ですので、私を含めてマネッコをされる方は何があっても自己責任となります。ま、大変危険ですのでできれば真似しない方が・・・(^_^ゝ

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