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FT-897Mにいたずら

JH0EYA (2004/01/26)

今のところ、下記のオイタをやってます。お恥ずかしいほどの内容ですが・・・・。

1:受信改造
1)上のケースをはずす
2)フロントを手前にして本体を置く
3)CPU左側にランドが9ヶ並んでいる
4)この一番手前(フロントに近い方)のランドを取り外す
5)「F」+「V/M」を押しながら電源ON
6)受信範囲は「0.1〜56、118〜164、420〜470MHz」となる

2:送信改造
〜やってません〜(^_^ゝ

3:CATで遊ぶ
 TURBO-HAMLOGは、無線機とPCを接続すると、入力画面の周波数と運用モードが無線機の設定を取り込んで表示されると言うことを知りましたのでやってみました。幸い、FT-897にはCAT用端子(MINI-DIN)が付いてますので、それとRS-232Cを接続するケーブルを作成し、挑戦してみました。

1)材料
  特に用意する物はありません。接続用ケーブルだけです。市販品として(CT−62)という型番で専用コードが販売されてますので、それを購入するのも良いでしょう。

2)準備(FT897側)
  メニューモードで下記のメニューナンバーを確認します。
  NO.19=4800BPS
  NO.20=CAT
  あとはCATケーブルをパソコンのRS-232Cに接続するだけです

3)準備(パソコン側)
TURBOHAMLOGにはFT-897専用の設定はありません。そこで、同一メーカーのFT-847の設定に合わせます。
・メニューバーから[オプション][環境設定][設定4]をクリックし、[リグのモード取得]で[CW,SSB・・・]を選択します。
・[設定5]をクリックし、[FT-847 リグと接続]を選択します。
・同じく[設定5]のCOM番号をケーブル接続したポートに合わせ、通信速度は4800BPSを選択し、[終了時CAT-OFF]を有効にします。
・[保存]を選択し、一旦TURBOHAMLOGを終了した後、TURBOHAMLOGを再起動します。
・データ入力ウインドウでマウスを右クリックし、サブメニューから[入力環境設定]を選択します。
・[リグ接続設定]タブをクリックし、[FT−847]を選択し、[常に取得する]を選択します。
・[タイマーコマンド]を有効にし、[リグ識別メモ欄]に[FT-897]と入力します。
・[同じ内容で保存]をクリックして入力画面に戻ります。 

4)動作確認
  これで、TURBOHAMLOG入力画面の周波数と電波形式が無線機の設定を取り込んで表示されます。

5)落とし穴
 最近のノートPCは小型化されてきて、場合によってはCOMポートの無いノートPCもあります。このようなときにUSBとCOMポートを変換するアダプタを使い、COMポート接続する事もあります(たとえばアイ・オー・データ社のUSB-RSAQ2とか)。このような使い方をした場合、上記の機能は実現できない場合があります。ご注意下さい。

 私も最初デスクトップマシンでやって何の問題もなかったので、変換ケーブルを入れてノートPCに接続してみたら動作しないので悩みました。入力画面のサブメニューで[周波数設定]を選択すると、無線機の周波数がこの数字となるので、全く使えないわけではないようですが・・・。

 どうもCOM(RS-232C)とUSBを変換するアダプタは万能ではないようです。




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