最近の出来事
「 物欲の塊 」
昔、欲しかったけど買えなかったものって、今でもチャンスがあるとつい買ってしまいます。新品買った方が性能が格段に良いって判ってるんですけどねー。
でもやっぱり昔さわれなかった手触りを確かめてみたくなるんです。そんな物欲を満たす品物が部屋には沢山有りますが、現在の代表はこの二つでしょうか?
いずれも大昔の短波受信機です。どちらも欲しいと思っていたのですが手が出ませんでした。50年近くたってからようやく手に入れました。当然、当時の性能のままではありませんし、場合によっては修理しないとどうにもならない場合も有りますが、まあそれを含めての楽しみという事で。(笑)
写真の受信機はいずれも「MHz」を選択したあとにメインダイヤルで「kHz」をチューニングします。購入してから初めて判ったのですが、コレが結構大変なんです。例えばNHK(837kHz)を聞いたあとにラジオ日経(6115kHz)を受信しようとすると、「MHz」を0から6に変更します。ここまでは簡単ですが、kHzダイヤルは837から115までひたすらグルグルと回す必要があります。コレがかなりストレスです。後のモデルでテンキーが付いたりメモリー機能が付いた理由が身をもって理解できました。こういう当時の苦労が発見できるのも楽しみであります。
ちなみにそんなわけでNRD-515の方は後日、その上にあるメモリーユニットを購入したのですが、コレが何と乾電池仕様でして持続はほぼ一年。乾電池交換時は電源入れたまま交換しないとメモリー内容が消えてしまうと言う、今から思えばトンデモ仕様です。
車載用の古い無線機は、壊れているものはラーメン代程度で買えますので修理できるものは修理して、それで失敗したら「あらま、私の腕はその程度なのね−」となってます。というかほとんどそうですかね。(笑)